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<お悩み>サロンオリジナル製品を作りたい!

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Q

サロンオリジナル製品を作ることが夢です。オープンして2年目を迎えるサロンがオリジナル製品だなんて、失敗するでしょうか。また、販売経路(チラシやwebサイト)などについてもアドバイスいただきたいです。

 

A

石の上にも3年といいますが、まずは焦らずじっくり通い続けていただけるお客様を増やすことが大切です。そして、最初から自社開発ではなく、心配なら仕入販売で実績を作ってみてはどうでしょうか。それに、夢を現実にする過程では「こんなはずでは」という理想と現実のギャップにぶつかるものです。ここであきらめずに打開策を考えることができるかどうか、これが重要なんですよね。このように、経験値を高めればリスク回避も身につきます。
製品開発では、自分の思いを明確にすること。そして店販品の種類(ホームケア機器なのか、化粧品なのか、など)を考えてみます。最終的には、マーケティングや既存客のニーズを吸い上げて絞り込みます。リスクを回避するためには、パートナーとなるメーカーを慎重に選ぶこと。もし、ロット数に不安があるようでしたら、知人のサロンなどと共同開発してもよいと思います。
販売方法ですが、サロンのホームページにカート機能を導入してみてはどうでしょう。SNSなどで拡散したり、会員用ページを設置するだけで販促活動になります。そして、化粧品などの消耗品は定期購入で割引を適用という方法もおすすめです。

 

お悩み解決のための教訓!


経験値を高めることがリスク回避に。コンセプトを持って製造・販売を


 

 

お悩みにお答えいただいた方

金澤 彰子

大手エステティックサロンを経て、2006年に独立。独学で技術の研究・開発に着手。現在、青の家表参道本店、銀座店を含め都内に4店舗展開。7月には仙台店が新規オープン予定。株式会社ブルーハウス 代表取締役。