結果出しと通いやすさを両立し、ワンストップ型の美の拠点を目指す
現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。
6月号は「Salon de cheri(サロンドシェリ)」の林田 真美さんが登場。
高校卒業後、情報通信業の企業に2年ほど勤務。美容の仕事に就くために退職し、美容学校に通いながら地元のブライダル・スパ・リラクゼーションサロンにて現場経験を積み、22歳で上京。東京の大手エステサロンにて痩身・フェイシャル・ネイルなどあらゆるジャンルに携わった後、2016年に独立。池袋・人形町で「サロンドシェリ」を4店舗経営。エステティシャン歴22年。第15回エステティックグランプリ フェイシャル技術部門 関東甲信越エリアファイナル3位受賞。
Instagram:https://www.instagram.com/salondecheri.ikebukuro/
①エステティシャンを志したきっかけを教えてください。
もともと美容が大好きで、人をきれいにして笑顔にできるエステティックの仕事に心から魅力を感じていました。私自身、肌あれや下半身太りに悩み、セルフケアでは限界があることに気づいて、エステサロンに通った経験があります。そこでコンプレックスが改善された喜びを味わい、「自分が変われたように、悩んでいる人の力になりたい」という想いからこの道に進むことを決めました。美容学校に通うために、親を説得して資金を用意してもらい、学びながら、働きながら、親に学費を返済しました。
②仕事に対するこだわりを教えてください。
一時的にきれいになるのではなく、継続的に理想をかなえられるエステサロンでありたいので、「結果が出ること」と「通いやすさ」の2つのバランスを何より大切にしています。結果出しのために、常に新しい知識を学び、韓国美容や医療連携による最新の機器や技術を取り入れています。例えば、複数の効果が一台で期待できる複合型マシンや肌悩みに特化した機器を導入しているので、多くの選択肢のなかからお客様の体調や肌状態に合わせたベストな提案をすることができます。
店名の「Salon de cheri」はフランス語で、「cheri」に「mon」や「ma」を付けると愛する人という意味になるそうです。そんなふうに愛され、長く通っていただける場所になるように、アットホームな雰囲気で、リラックスしていただける環境を整えています。料金についても通いやすさを意識して、都度払いや柔軟な価格設計を導入、豊富なキャンペーンを用意して予算や目的に合わせたパーソナルプランをご提案しています。
③サロンのウリを教えてください。
メニューが豊富でお客様を飽きさせないのがウリであり、忙しい現代女性の美を丸ごとケアできるワンストップ型の美の拠点が「サロンドシェリ」です。いろいろなケアが専門サロン並みのクオリティでできたら、お客様にとっても便利ですよね。それに「小顔になりたい」という希望に応えようとすると、ボディケアは欠かせません。腸内環境も大切ですし、下半身が浮腫んでいることもあります。体はつながっているので、トータルでケア、アプローチできるのが強みです。なかでも“整形級”と評価されるサロンドシェリ式の小顔・骨盤・美肌メニューは高いリピート率を誇ります。
④ズバリ、美の秘訣は?
「自分を客観的に見つめること」「小さな努力を続けること」「笑顔を絶やさないこと」「ポジティブでいること」「人を好きになって、幸せを分け与えること」。この5つを大事にすると本物の美しさが自然とあふれ出ると思っています。そして、この仕事をしている以上、自分を“商品”として意識して、恋愛感情に限らずトキメク気持ちを持ち続けたいと思っています。
⑤目標や夢を教えてください。
「きれいになるならサロンドシェリ」と全国で言われ、信頼されるビューティブランドに育てることです。そのために、サロンの拡大だけでなく、技術力・サービス・人材の質にもこだわり続けていきます。また、エステティシャンという職業の価値を社会に広めていきたいです。働く女性や美容業界の未来を支える人材育成に力を入れ、エステティックの可能性を広げていきたいです。
大切なスタッフたちと過ごす時間は、何よりの癒しとパワーの源。
支えてくれる仲間の存在が、私の原動力です。