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「いらっしゃいませ」より「おかえりなさい」お客様の心にまで寄り添う”かかりつけ医のようなサロン”へ

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毎日サロンで忙しく活躍するエステティシャンの皆さんに、仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがいます。

Esthetician File -私の流儀-
File No. 83 リフリコ 星野 舞子さん @vitas_maiko

Profile

大学卒業後、吉本興業に所属し、実の兄とお笑いコンビ「ビタミンS」として活動。もともと美容や健康に強い関心があり、24歳頃からフェイシャルやボディに関する知識・技術を習得し、芸能活動のかたわら、身近な人たちへの施術を行なうように。31歳で自宅サロンを開業するも、出産を機に一時閉店。産後半年で現在のサロン「リフリコ」を立ち上げ、2025年で10年目を迎える。

サロン情報

リフリコ
大阪府大阪市東淀川区瑞光1-2-11 阪口ビル2F
TEL: 06-4980-3641

提供メニュー

お客様の年齢層

Q1. エステティシャンを志したきっかけを教えてください。

「人にマッサージされるのが苦手」と言う母に、見よう見まねでマッサージをしてあげたところ、スーッと眠ってしまったことがあったんです。その様子を見て、「もしかしたら私、向いているのかも」と思いました。もともと人にマッサージをするのが好きだったこともあり、マッサージの通信講座を受講。芸人の仕事で忙しい日々でしたが、通信で学びながら身近な人への施術で練習を重ね、31歳で自宅サロンをオープンしました。

また、過去に83kgあった体重を49kgまで落とした経験がありますが、無理なダイエットによって体調を崩してしまったこともあり、「美容と健康は両立しなければ意味がない」と強く実感したのも、美容の道に進むきっかけになりました。

Q2. 仕事に対するこだわりを教えてください。

お客様にとってエステティシャンは、家族でもない友人でもない“ちょうどいい距離の第三者”。旦那さんの悪口とか、何を言ってもいい“しゃべり場”というか(笑)。そんな距離感や居心地のよさを大切にしたいし、「いらっしゃいませ」というよりは「おかえりなさい」という気持ちでお迎えしています。お客様は時間とお金をかけてサロンに来てくださるので、何か一つは満足してお帰りになられるようにと考えて施術することを心掛けています。

Q3. サロンのウリを教えてください。

一人ひとりのパーソナルな部分まで寄り添い、ベストな提案ができる「かかりつけ医のようなサロン」です。例えばサプリメントを購入された方には、それぞれのサプリメントのよさや飲み方をしっかりと伝えるために、帰宅後にも見られるように処方箋のような説明書を作ってお渡ししています。施術中にいろいろお話をしても、帰る頃には忘れてしまうこともありますよね。手もとにメモがあることがちょっとしたサポートになればと思っています。

Q4. 最大のピンチを教えてください。

多くのエステサロンがそうだったと思いますが、コロナ禍は大変でしたね。密な接触が必要な仕事なので、部屋を広くしたり換気を徹底したり。長期間サロンに通えなくなったお客様には、手書きのお手紙とお得なチケットを郵送して、つながりを保つ工夫をしました。さらに、コロナが落ち着いた頃に、スタッフ2人から一週間違いで妊娠を報告され、同時に退職することに。人材確保の難しさも経験しましたが、何があっても「なんとかなる!」という精神で、“うまいことやってきた”という感覚ですね。

Q5. ズバリ、美の秘訣は?

ストレスを溜めないこと、発散する術を知っておくこと。それが、美にも健康にも絶対つながっていきます。そして、ちゃんとした食事を摂って、運動して、しっかり寝る。子どもの頃、親に言われていたことがスタンダードだと思います。私自身は、家族と旅行したり、初めての場所に行ったり、人と話すことがストレス発散になっています。

Q6. 目標や夢を教えてください。

夢と言うと壮大な感じがしますが、私の場合は身近な夢からかなえていくタイプ。それが積み重なって大きい夢になったらいいなと思っています。まずは、農業を始めて、お客様や周りの方に無農薬の野菜をお届けすること。サロンではサプリメントも紹介しますが、スタンダードはやっぱり食べ物から栄養を得ることだと思うからです。そして、芸人としての目標は女芸人の大会『THE W』で決勝にいくこと。今はワクワクしながら準備をしています。自分の人生を大切にしながらも、誰かの人生に“あたたかさ”を灯せるような、そんな女性でありたいです。

my Favorite

『エステプロ・ラボ』の「WOTT」を使い始めて半年。朝のスッキリ感がアップして今では手放せない逸品!