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<お悩み>店販が苦手でまったく売れません

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Q

売上を伸ばそうと化粧品をすすめても断られてしまいます。施術には自信があり、ご指名もいただけるのですが……

 

A

信頼するエステティシャンからの情報は、ご自身の肌質や体調を踏まえてのアドバイスと思い、本来ならご購入されるはずです。もしかしたら、お客様にいきなり化粧品を売るための営業トークをしていませんか? たとえば「最近肌が乾燥して困っている」というお客様の悩みに対し「いい美容液がある」とダイレクトに持っていくと、お客様の気持ちは引いてしまいます。お客様から「どうしたらよいか」と質問されるように会話を展開していくことが大切です。そのためには、現状のお客様の情報を収集するために、徹底的なヒアリングを重ねることが有効です。そして、努力されている方法を否定せずに称賛しながらうかがい、お客様に合ったお手入れを複数ご提案しましょう。

製品をすすめるときは、含まれる成分がいかにお悩みに対して有効かをわかりやすくお伝えすること。もし、今日売れなくても、「やっぱりこの間すすめてくださった化粧品をいただくわ」と後日に来店されるかもしれません。これは、人間関係が深まった現れでもあります。
エステティシャンは、とっても素敵なお仕事ですよね。お客様のための美容情報提供は、私たちの「美しくなるための興味」からがスタートです。毎日、知識のアンテナをはりめぐらし、美の感受性を高めましょう。

 

お悩み解決のための教訓!


徹底的なヒアリングと複数のアドバイスが売上に結びつく。急がないで!


 

 

お悩みにお答えいただいた方

田中貴子

エイジングケア専門サロン「アンチエイジングエステ&スパラヴィーゲ」、エイジングケア化粧品を発売するヴィシュア株式会社代表。たるみ専門の駆け込み寺的サロンとして話題に。独自の美容理論に基づくマッサージテクニック「整張筋マッサージ」を開発、ゴッドハンドとして有名。