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<お悩み>リーダー・管理職候補の教育は何が大切ですか?

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Q

店舗を増やす計画があります。リーダーや店長としてお店を任せられるスタッフ(責任者)を育てたいのですが、何をどう指導したらいいのかわかりません。

 

A

社員教育の基本は、会社の理念、価値観、使命を明確にし、浸透させることが最重要全社員が同じ使命・目標を持つことは、組織の土台の形成につながります。同じ志で業務に取り組んだり、目標達成を目指すことで自然とチームワークが強くなり、絆となります。このような充実感のなかから「この会社でもっと活躍したい」という願望が強くなり、将来について夢を持ち、ワクワクしながら仕事ができる、こういった環境が形成され、自分で考えて決定し、自然とリーダーを志願するスタッフが増えていきます。またスタッフに対し、「こうしなさい」と指示するのではなく、「こうなりたい」という夢・願望を持たせることが大切です。私は、毎日全ての店舗から送られてくる売上集計に、必ずコメントをつけて返しています。店舗には月に一度しか行きませんが、一人一人の夢・願望を叶える為のコミュニケーションは欠かしません。会社を愛して欲しいなら、まず自分からスタッフを愛すること。そしてその気持ちをスタッフに伝え、行動で感じさせることです。リーダーを育てるには、まずトップである社長が一番の強い気持ちを持ち、それを原動力とした組織体を作ることに励むことです。よって愛社精神溢れ、サロンの将来を自ら切り開く覚悟のあるリーダーが育っていくと信じています。

 

 

三原さんからの教訓


「夢」「願望」を持たせ、それを叶えること!


 

 

お悩みにお答えいただいた方

三原孔明

レナード株式会社代表取締役。国産美容機器メーカー営業部長兼、50 店舗エステサロン取締役社長を経た経験から、「勝ち組サロン実践セミナー」を開講。さまざまな業界から参加者が集まるなど、理念経営、社員教育、マーケティングの実践経験・知識には定評がある。