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今月のエステティシャン「スタッフには元気を、お客様には最高を提供する空間に」

Energetic Beautist -

現役エステティシャンにインタビューする本誌の好評連載を抜粋。今月は、ザ・ペニンシュラ東京のスパにお勤めの齋藤有香さんが登場します!

 

ザ・ペニンシュラ東京 ザ・ペニンシュラ スパ ディレクター 齋藤有香さん

セラピスト歴17年。長年にわたり日本や海外でスパ・美容業界に携わった後、マネジメントサイドに移る。2017 年、ザ・ペニンシュラ スパのディレクターに。

 

 

Q.この仕事に就くきっかけは?

高校生の時、フェイシャルエステティックを体験する機会があり、それがきっかけです。もともと化粧品など美容に関することが好きだったこともあり、自分の興味がある分野で人に何かを提供できるという点に魅力を感じ、この道を選びました。

 

 

Q.保有資格・得意な施術ポイントは?

INFA 国際ライセンス ゴールドマスターの資格を所有しています。このライセンスを取得したことで、やっとスタートラインに立てたという気持ちになりました。スタッフには、お客様の体の中で起こっていることを理解しながら施術を行なうように伝えています。これは、現場で施術を行なっていたときに特に大切にしていたポイントです。

 

 

Q.挫折や落ちこんだこと、この仕事の難しさを語ってください

学びに終わりがないところですね。幅広い知識が必要となり、スタッフ教育のためにも多角的なアプローチを模索し、時間をやりくりして情報を吸収しています。ディレクターになったことでこれまでとは違う数字やスタッフの管理に戸惑うこともありましたが、温かいスタッフに恵まれ、なじむことができました。

 

 

Q.元気できれいでいる秘訣を教えて!

自分の体の声をきちんと聞くことだと思います。私は、整体やフェイシャルなど、昔からの技術者仲間のところに通っています。切磋琢磨した仲間と会うのはリフレッシュにもつながっていますね。

 

自宅では、ボディオイルとエナジャイジングキャンドルを愛用しています。香りもよく、リラックスできるアイテムです。

 

 

Q.どんな目標や夢を持っていますか?

ザ・ペニンシュラ スパは世界的権威のある「フォーブス・トラベルガイド」にて、4年連続で最高の5つ星を獲得しています。お客様の期待値が高いなかで、今後もこの5つ星を獲得し続けることが最大の目標。そして、いつか自分で一からトリートメントを作ってみたいです。

 

 

Q.仕事のこだわり、〈私の流儀〉を教えて!

スタッフが心身ともに元気で働ける職場づくりにこだわりを持っています。スタッフの健康は、お客様の満足度に直結するといってもいいほど大切なこと。一人ひとりをしっかり観察し、コンディションを察することは何よりも重要視しています。

 

 

管理職になってから、お客様だけでなくスタッフや労働環境にも目を向けることが多くなったという齋藤さん。プライベートでは、昔の仲間同士でトリートメントをし合うというのも、この仕事ならではのコミュニケーションです。スタッフだけでなく、ご自身の体の声もしっかり受け止めてサロンワークを送っていることがわかるお話を聞かせてくださいました。

 

齋藤さんのインタビューは、エステティック通信「10月号」に掲載されています。