「責任感」「オーナー感覚」をつねに持ち、会社を世界一の企業にしたい
現役エステティシャンにインタビューする本誌の好評連載を抜粋。今月は、iris杉並本店の菅生 瞳さんが登場します!
iris杉並本店 菅生 瞳さん(@iris_suginamihonten)
美容学校を卒業後、美容室で7年間美容師として勤務。その後、エステティシャンに転身。入社から1年5カ月でチーフとなる。近々、新店舗を任される予定。
Q.この仕事に就くきっかけは?
以前は美容師でした。勤めていた美容室の方向性が合わないと感じ始め、知人の紹介で今の会社に転職しました。美容師とは違う視点から人をきれいにでき、またそれ以上に、いずれは経営をしたいと考えていたので、「入社1年後には責任者に」という方針の今の会社は、私にぴったりでした。
Q.これならだれにも負けない!という接客・施術ポイントは?
美容関連から介護に至るまで、資格マニアと言っても過言ではないほど、たくさんの資格を持っています。お客様が何を求めているのかを見極めて施術を行ない、「今日、菅生さんに会えてよかった」と思っていただけるように心がけながら接しています。
Q.挫折や落ちこんだこと、この仕事の難しさを語ってください
最初のころはお客様へのアドバイスが先生のようになってしまっていました。そのせいか、お客様が会員になってくれなかったり、中途解約されたり。会社から「美容師だったプライドは捨てなくては。エステティシャンになったんだから」と言われたときに、今の仕事へのスイッチが一気に入りました。
Q.元気でキレイでいる秘訣は?
おしゃべりをすることと笑うこと。これに尽きます。何事もよい方向に考えることが大事だと思っています。食べることが好きで、お酒も飲みますが、甘いものや高カロリーのものはあまり好んで摂りません。体の声をよく聞き、食べ物を欲していない時は食事を抜くことも。
月に1冊は本を読みます。何者でもないところから名を馳せるまでになった人の自伝を読むと、モチベーションが上がります。
Q.どんな目標や夢を持っていますか?
近々、新店舗を任されることになるようです。経営をしたいという夢に一歩近づくことになるので、気持ちに気合が入りますね。店舗を任されるということは、ほとんど経営者のようなものですので、今は、独立をするよりも、この会社を世界一にしたいと思うようになりました。
Q.仕事のこだわり〈私の流儀〉を教えて!
プロとして言い訳をしないこと。新しい技術を施す際は当然、その経験が少ないわけですが、言い訳は通用しません。プロとして「できる」という気持ちで行なうからこそ、できるのだと思います。そして、つねに自己に目を向け、責任感を持ち、オーナー感覚を忘れないことを意識しています。
菅生さんの制服姿は、エステティック通信「8月号」に全身を掲載しています。ぜひご覧ください。