「エステティック通信」好評連載、Energetic Beautist　から、エステティシャンのインタビューをお届けします。

島崎 里沙さん　ピュアマインド　イオンモール春日部店
O型。エステティシャン歴9年。高校卒業後、専門学校へ進学しエステ・メイク・ネイルを学ぶ。その後現在の会社へ。入社以来のモットーは「最高の笑顔No1」。

Q.この仕事に就くきっかけは？

昔から、エステティシャンをかっこいいと思っていました。母がエステに行ったあと、肌がきれいになるのはもちろん、気持ちも明るくなって帰ってきていたのです。母が美しく元気でいてくれるのがうれしくて、それを私もできたらもっと喜んでくれるかなと思い、専門学校に入学しました。

Q.仕事のやりがいやこだわりはどんなこと？

お客様に「来てよかった」と思ってもらうことに全力で取りくんでいます。来ていただいてありがたいのは私たちなのに、お客様から「ありがとう」をいただけることをすごく幸せだと思っていますし、それにお応えしたいと思っています。

Q.挫折やピンチを教えて！

2年前、潰瘍性大腸炎という難病にかかって、仕事を8カ月休みました。いつ退院できるかもわからず、好きな仕事に戻れないことが一番ショックでした。しかし、会社の上司たちが治ることを信じて待っていてくれたの
で、「戻れる場所がある。もっと治療をがんばろう」といろんな治療を試し、復帰ができました。

Q.休日はどうしてる？

流行っているお店を探して食べに行くこと。最近だと自由が丘にできた韓国のかき氷屋さんが気になっています。また、弊社には誕生日休暇が5日間あるのですが、そのうち1日は両親に感謝する日にしなさい、といわれています。私は毎年、一緒に食事することにしています。すごく喜んでもらえるので、毎年の楽しみになっています。

よく旅行にも行きます。2連休があれば1泊2日で北海道や韓国へも。きれいに写真を撮りたいと思って最近カメラをゲットしました！

Q.元気でいる秘訣を教えて！

一度難病にかかったことで、「いつ何があるかわからないのだから、今日が一番楽しかったと思いたい」と思うようになりました。好きなことをして、おいしいものを食べる、それが一番だと思います。

Q.どんな目標や夢を持っていますか?
立場上、部下も増えてきましたが、もっとみんなが働きやすく、ここでずっと働きたいと思えるサロンになるといいですね。託児所付きのエステティックサロンが理想です。結婚しても、たくさん子どもを産んでも、自分
の好きな仕事が続けられる環境になれば幸せですよね。

学生、妻、母親と、立場が変わってもエステティシャンが働けるサロンをつくりたい。夢に掲げている「託児所つきのエステサロン」は、現役で働く施術者ならではの発想です。ぜひ夢をかなえてほしいです。島崎 里沙さんのインタビューは、本誌7月号でご紹介しています。