今月のエステティシャン「自分らしく前向きに。楽しいサロンにしたい」
現役エステティシャンにインタビューする本誌の好評連載を抜粋。今月は、ヒーリングスパ・グラントにお勤めのエステティシャン森銅美菜さんが登場します!
ヒーリングスパ・グラント 森銅美菜さん
エステティシャン歴3 年。専門学校卒業後、スイート・ピアに入社。2年半の経験を経て、2018年11月よりメガロス立川南館店の店長に。
Q.この仕事に就くきっかけは?
小学生のとき、母が美容師になる夢を家の事情で諦めたことを知り、「美容に関する仕事に就いて母の思いをかなえたい!」と思うようになりました。本格的に進路を考えはじめてから、自分の手で誰かを癒すことができるエステティシャンに魅力を感じ、この道に進みました。
Q.保有資格・得意な施術ポイントは?
生肌に触れることができる、バリ式オイルを使ったハンドマッサージが得意です。研修時代に教わった、“頭で考えていることが手から伝わる”という意味の「皮脳同根」という言葉を念頭に置き、お客様の理想のボディラインを考えながら気持ちを込めて触れています。
Q.挫折や落ちこんだこと、この仕事の難しさを語ってください
一番堪えたのは、店舗配属後になかなかデビューができなかった経験です。同期が続々とお客様デビューするなか、「私はまだお客様に触れられるレベルではない」という現実を突きつけられて、過信があった分かなり落ち込みました。負けず嫌いなのであまり表には出しませんでしたが、母には弱音を吐くこともありましたね。
Q.元気できれいでいる秘訣は?
週に1回、サロンでエンダモロジーを受けることです。体の滞っている部分が流れて、リセットされるので体が軽く、シャキッと生活ができています。そのおかげで大好きなお酒が気兼ねなく飲めている部分もあったりするんです。
大好きな「三代目JSoul Brothers」のライブに行くことも癒やしです。ライブの醍醐味は初日なので、遠征してでも初日に行くのがモットー。
Q.どんな目標や夢を持っていますか?
店長になり、スタッフも入れ替わったばかりなので、とにかくここの店舗のお客様を知り、距離を縮めることが最優先。「森銅さんだったらわかってくれる」と言ってもらえるエステティシャンになるべく、成長したいです。
Q.仕事のこだわり、〈私の流儀〉を教えて!
関わる人すべてに、楽しい、うれしいと思ってもらえるような雰囲気づくりです。お客様はもちろん、ともに仕事をするスタッフにも、どんどん仕事をしたい! と思ってもらえるように、とにかく遠慮せず意見を言ってもらうよう呼びかけ、一緒にサロンを作っていく同志だと思って接しています。
デビューに挫折を経験しましたが、3年後には店長に抜擢。実力を感じずにはいられない
森銅さんの経歴に、驚かれた方も多いのではないでしょうか。そんな森銅さんの制服姿は、エステティック通信「1月号」にも掲載。ぜひご覧ください。