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今月のエステティシャン「どんな環境でも続けられる職場が目標」

Energetic Beautist -

「エステティック通信」好評連載、Energetic Beautist から、エステティシャンのインタビューをお届けします。

 

久田見 さち子さん BiRoom(ビルーム)

O型。エステティシャン歴16年。大手サロンで店長とマネジャーを経験。結婚を機に、自宅の一室でサロンを開業。その後移転、2016年に株式会社ビニーズ設立。

 

Q.この仕事に就くきっかけは?

学生の頃からネイルやメイクが好きで、母親から「近くに美容の専門学校があるから行ってみたら」とすすめられました。当時は北海道でエステティック科がある学校は珍しくて、ワクワクして入学。卒業後にエステティシャンになりました。

 

Q.仕事のやりがいやこだわりはどんなこと?
お客様から「最高のエステに来た!」と喜んでいただけたときです。施術自体の満足度はもちろん、会話を通して心もすっきりするようなケアを重要視しています。お客様と一緒にお腹を抱えて大笑いしたり、時には感動して涙することもありますよ。「またあなたに会いたい」と思っていただけると何よりうれしい。また、現在私が講師になっているエステ開業スクールの運営を通して、人材育成にも力をいれています。

 

Q.挫折やピンチを教えて!
子どもがいるので、働く時間が限られます。エステティックはお仕事終わりのお客様など夕方に需要があるので、その時間に思ったように働けず悩むことがありました。今では時間が限られるからこそ、仕事も育児も全力で取り組めている! とプラスに考えられるようになりました。

 

Q.休日はどうしてる?
子どもと過ごしています。映画を観に行ったり、月に1回は何かしらの理由をつけてホームパーティーを開催しています。普段は作れない凝った料理やケーキを作るのも食べるのも楽しいし、家族の笑顔に癒されています。

 

Q.元気でいる秘訣を教えて!
とにかく体を冷やさないこと。毎日必ず湯船につかるようにしています。そして、1日を整理できる時間を持つこと。本を読んだり、寝る前にリラックスする時間を作るなど、ひとりの時間を大切にしています。

 

Q.どんな目標や夢を持っていますか?
子育ての時間が必要だけど仕事もしたい、何よりエステの仕事が好き! という方の支援をしていきたいと思っているんです。女性は結婚や子育て、介護など環境に合わせて仕事に費やせる時間も限られます。それでも大好きなエステティシャンを諦めないでほしい。エステティシャンは女性が一生涯続けられる仕事だと多くの方に知っていただきたいです。

 

 

ママとして、社長として、エステティシャンとして、スクール講師として。さまざまな顔を持ちながら、それぞれに全力で取り組む久田見さん。「エステティシャンが大好きな女性が生涯続けられる環境を整備する」という素敵な夢は、ぜひ応援したいですね!
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