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“美=お客様の理想の姿” きれいになる体験を通じて 体も心も満たされるサロンに

現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。
2月号は「Member’s Beauty Salon Mel」の田中美彩さんが登場。

 

インテリアショップの家具販売員・ブライダルスタッフ・養護教諭と幅広い業種を経験した後、エステティシャンに転身。2022年2月に5年間勤めたサロンを独立し、兵庫県神戸市に「Member’s Beauty Salon Mel」をオープン。

サロン情報
Member’s Beauty Salon Mel
Instagram:@isis.m.i.s.a

 

①エステサロンをオープンした経緯は?

「人生は1度きりだからやりたいことは全部やろう」という想いから、さまざまな業界で経験を積むうちに、昔から好きだった美容の道で人の力になりたいと思うように。独立を目標にエステサロンへ入社して基本を学び、マネージャー職に就いたころから本格的に自分のサロンを持つ準備に取り掛かりました。コロナ禍の影響で時期は遅れたものの、今年無事にオープンすることができました。

 

②仕事に対するこだわりは?

きれいになる体験を通じて、お客様に自信を持ってもらうことを大切にしています。美しくなることは、お客様にとっての“理想の姿”に近づくということ。しかし、そのために無理な制限を設けるとお客様の負担になるので、できることから少しずつ提案していくことを意識していますね。施術後の肌や体の変化から、お客様自身に「“美”の可能性は無限にある」と実感してもらい、その変化を楽しみながらサロンに通ってもらうために日々努力しています。

 

③Melのウリは?

美容機器と手技を合わせた、エイジングケア*を目的とした施術を提供しています。マスク生活でフェイスラインのたるみや目じりのシワに悩む人は多く、ケアを希望する人が増加中。ニーズに合わせた集中ケアメニューのほか、姿勢の改善をサポートする施術なども用意し、いつまでも若くいたい女性のトータルサポートを目指しています。 *年齢に応じたケア

 

④田中さん自身の強みは?

お客様に最高の結果をもたらせるよう、自分自身のスキルとサロンの価値向上を目指して妥協せず取り組んでいる点です。どうすれば施術のクオリティを高められるかを、セミナー動画や研修を通じて勉強することで、メニューの新しい組み合わせを発見できることも。また美しさを提供する立場として、自分自身がお客様の理想の姿であり、目標であり続けることを徹底しています。

 

⑤働くなかで難しいことは?

お客様の言葉と、それを聞いた私の考えを一致させることが難しいと感じます。以前「脚の太さに悩んでいる」という話を聞いたときに、無意識に太ももを想像したのですが、実際にお客様が指していたのはふくらはぎ。もしすれ違いがあったまま施術をしたら、結果を出す以前の話となってしまいます。そのようなことがないように、施術前のカウンセリングでは、お客様から希望する施術の詳細や潜在的な悩みを引き出すことを意識しています。

 

⑥目標や夢、実現したいことは?

若々しい肌や美しい姿勢といった外見的な美しさだけではなく、“内面の美”も提供することが私の夢であり目標。きれいになる体験を通じて、心も美しく健康になることこそ、本当の“美”なのだと信じています。ゆくゆくは同じ理念や価値観を持つサロンオーナーとつながり、輪を広げていきたいですね。

 

 

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