「ゆらぎ」とは女性なら誰しもが一生付き合っていくもの 私の力で女性にひとときの休息を
現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。
11月号は「ヨニ活サロンゆらぎ」の武川 明子さんが登場。
以前、健康食品会社に勤めていたことをきっかけに、美容に携わりたいという想いが強くなって美容機器のトレーナーに。その後、結婚、出産を経てエステサロンを開業。ライフスタイルに合わせて自宅サロンから、個人サロンへと形態を変え、昨年「ヨニ活サロンゆらぎ」を表参道にてオープン。
①エステティシャンを志したきっかけは?
元々美容業界に興味はありましたが、当初なりたいと思っていたのはメイクアップアーティスト。エステティシャンではありませんでした。しかし健康食品メーカーに転職した際、食事や栄養のことなどを学び、日頃の生活からきれいを目指せるような職に就きたいと思うように。まずはご縁のあった美容機器のトレーナーとなって、エステティシャンへの第一歩を踏み出しました。
②働くなかで大変だったことは?
長女を出産して3カ月でエステサロンを開業したのですが、育児と仕事のバランスを取るのがとても大変でした。まだ首がすわってない子どもを保育園に預けることについて母に苦言を呈されたこともありましたし、施術中に学校から呼び出しの電話がかかってくることも。周りの人の支えもあって自分のやりたいことを続けられたため、本当に感謝しています。
③「ヨニ活サロンゆらぎ」の強みは?
デリケートゾーンケアを中心に、体を温めたり、リンパを流したりすることで内面から女性の美を導くのが、当店のウリである「ヨニ活」です。デリケートでゆらぎがちな女性の一生を、心身ともに美しく支えたい。外面美だけを求めていては手に入れられないやすらぎを、皆様にご提供いたします。
④武川さん自身の強みは?
メイクアップアーティスト・中医整体・台湾式足つぼマッサージなど、さまざまな資格を持っていることです。お客様の体について知ることで、初めて自信を持ってお客様に触れることができます。お肌に触れることは、その人の心に触れることと同じ。だからこそ万全の準備をして施術に臨みたいのです。
⑤エステティシャンとして大切にしていることは?
お客様の日常生活についてもアドバイスを怠らないことです。どんなによい施術であっても、その効果が発揮されるのはベースとなる体が健康であってこそ。運動をした方がよい、甘味を控えた方がよいなどの耳に痛い正論も、信頼している相手から言われたら聞く気になるものです。エステティシャンとして、お客様とそんな信頼関係を築くことに尽力しています。
⑥目標や夢、実現したいことは?
人生100年時代と呼ばれる現代。長い人生を、女性がイキイキと健康に謳歌できるようなお手伝いをしたいと考えています。不調を感じた際、薬に頼るのではなく自分自身の体の力を信じられるような女性を増やす。そのために、これからも精一杯「ヨニ活」の大切さを伝えていきたいです。
最近始めたゴルフ! 興味はあったもののなかなか一歩を踏み出せなかったが、いざ始めると面白くてやみつきに。