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繊細なハンド技術を日本に広め結果+αでリピート率を高める

サロンワーク -

現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。

5月号は「エステティックサロンHappy」の渡辺 りえさんが登場。

 

 

大学卒業後、学習塾の受付事務に就職。結婚を機に退職し、その後、リフトケア専門のプライベートサロン「エステティックサロンHappy」を開業。今年で11年目を迎える。「服部式美筋形成リフトアップR」の技術を取得。

 

サロン情報
エステティックサロンHappy
Instagram:https://www.instagram.com/esute_happy_rie/

 

①エステティシャンを志したきっかけを教えてください。

ブライダルエステを受けたことがきっかけです。結婚式に向け、エステサロンに行った際、きれいになるだけではなく、心も肌も生まれ変わるような体験ができるエステに感動。仕事として関わりたいと思うようになり、エステティシャンを志しました。一人でも多くの方にリラックスしてもらいながら、心も体も美しくなれるサロンを目指しています。

 

②サロンのウリを教えてください。

顔と体のバランスを意識した提案には自信があります。気になる部分を解消したいと思うと、どうしてもその一部分にしか目がいかなくなってしまいますが、大切なのは“全体で見たときのバランス感”。美容師がするカウンセリング方法を参考にしながら、ビフォーアフターの写真をお見せして「この部分を施術をしたほうがきれいに見える」と、自分ではなかなか気づきにくい部分を伝えることもあります。お客様のチャームポイントを活かしつつ、きれいな体へ導けるように心掛けています。

 

③「エステティックサロンHappy」のウリは?

“服部式美筋形成リフトアップR”を用いた、ハンド技術による結果出しがウリです。機器では伝えきれない温かさや、繊細さを伝えたいと思い、手技にこだわった施術をしています。服部恵先生の技術である、リフトケアの結果を出すためのハンドマッサージで、シワやゆるみの悩みにお応えします。

 

④仕事に対するこだわりを教えてください。

一番大切にしていることは、“どんなときでもお客様に誠実に向き合うこと”。お客様に不要だと思うものは売らず、本当に必要なものだけをオススメすることを徹底しています。また私の特技である、「お客様のよいところを見つけること」を活かして、必ず一つは見つけてお客様に伝えるように。相手を知ることは、信頼関係を深めるうえで重要なポイントになると思うので、当たり前のことでも言葉にすることを意識しています。当店には50代以上のお客様が多くいらっしゃるので、年齢を理由に諦めることなく、今よりもさらに美しくなれるように言葉がけは欠かさずに行なっていますね。

 

⑤この仕事の難しさを教えてください。

お客様に継続して通っていただくことの難しさは、仕事をするうえで考えさせられますね。どんなによい技術を提供しても、それだけでリピートにつながるわけではありません。過去に技術よりもカウンセリング内容を見直しただけでリピート率が格段に上がったことがあり、その経験から、結果だけではない“もう一つ愛されるポイント”をつくることの大切さを学びました。現在はカウンセリングにおいて、“お客様がきれいになった未来が想像できるか”というワクワク感を引き出すことを心掛けています。

 

⑥目標や夢を教えてください。

“エステティシャン”という仕事がもっと世の中に知ってもらえるといいなと思います。最近はさまざまな地域でクレンジング講座を開催するなど、一般の方に向けたエステティックを知ってもらう機会を精力的につくっているので、子どもたちからも憧れる職業になれたらいいなと。また全国に4人、関東では1人しかいない“服部式美筋形成リフトアップR”を日本中、世界中に広げ、ハンド技術の素晴らしさを伝えていきたいです!

 

My favorite

“服部式美筋形成リフトアップ®”トレーナー試験に合格し、

泣いている私。一度目は不合格だったため、

二度目で合格できたうれしさのあまり泣いてしまいました。