現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。

1月号は「脱毛＆ハイフNo.7」の小島 淳子さんが登場。

ゆったりと過ごしながらコンプレックスが解消できるエステサロン「脱毛＆ハイフNo.7」を2021年にオープン。接客から商材までこだわりが詰まったサロンで、ほかにはないていねいな施術と確かな結果を提供している。

①エステティシャンを志したきっかけは？

エステサロンに興味があっても金額面で躊躇してしまったり、強引な勧誘が心配だったり……。そんな“行きたいけれど行けない”を解消したいと思ったのがきっかけです。お金をかけなくても満足度が得られるような、“自分が行きたいと思えるサロン”を目指しています。

②仕事に対するこだわりは？

お客様との“会話”を何よりも大事にしています。会話が弾むことで自然とお客様との距離も近くなり、コンプレックスや悩みも打ち明けてくれるようになります。そして、話した内容をカルテにまとめ、次に来てくれたときに前回の続きから話せるように意識しています。また、自分がいいと思った商材だけを取り扱うこともこだわりの一つ。私自身が疑いやすい性格なので、本当にいいものかを見極めるために、自分でしっかりと試して納得できるものだけを厳選。だからこそ、自信を持ってお客様にオススメしています。

③「脱毛＆ハイフNo.7」のウリは？

個人サロンだからできる柔軟な対応です。例えば、忙しいお客様に合わせて営業時間に幅を持たせたせるなど、お客様のリクエストに応えられるようにしています。そしてもう一つの当サロンの強みは“都度払い制”！　効果が出るのかわからないまま高額なコース契約を結ぶのは不安なお客様も多いはず。しかし、都度払いなら一度試してみて効果を実感してから続けていただくことができるので、お客様からは喜ばれています。

④この仕事の難しさは？

やはりお客様の体に触れるときには気を使いますね。施術中はお肌を露出することが多いので、少しでも安心できるよう、極力見えないように布で隠したり、お客様の体に触れる前には必ず声をかけたりするようにしています。

⑤ズバリ、美の秘訣は？

“意識”、これに尽きると思います。人目に触れることで、身だしなみを整えてみようという意識が生まれ、次はスキンケア、メイク……と次々に変わっていくのではないでしょうか。“美意識”という言葉があるように、誰かに見られている意識が美容につながると感じています。

⑤目標や夢、実現したいことは？

ここに来たら何でもできる、そんなサロンが理想。そのために、さまざまな美容機器を取り入れることはもちろん、自分自身もさらに知識をつけ、経験を積んでいく必要があります。お客様が思い描く“なりたい姿”に近づけるためには、どういった施術を行なう必要があるか、どこに機器を当てたらきれいな体のラインになるかなど、まだまだ学ぶことはたくさん。お客様のあらゆる悩みに対応できるようなサロンを目指してこれからも成長していきたいです。