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お客様には、見た目も内面も整った美しい女性であってほしい

現役エステティシャンに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をインタビューする本誌の好評連載「Esthetician File」を抜粋。5月号は、キュアラ ビューティースタジオ 青山店の田中 りえさんが登場します!

 

 

キュアラ ビューティースタジオ 青山店 田中 りえさん

( Instagram:@cuara.bs )

 

前職では、アーユルヴェーダなどの東洋医学をもとにした化粧品会社で、美容部員を務める。その後、前職での経験や、学生時代の知識などを生かして「キュアラ ビューティースタジオ 青山店」の店長に着任。

 

Q.エステティシャンになることを決めたきっかけは?

前職では、ある化粧品ブランドで、美容部員を務めていました。そこでも、フェイシャルやヘッドの簡単なマッサージは行なっていたのですが、専門としてエステを極めたい、という思いが以前からありました。その一端としてセミナーに参加した際、「あなたはエステの業界に来るべき」と言われ、長年あたためていた思いを実現しようと決意しました。

 

Q.サロン開業にあたって準備されたことは?

もともと化粧品や施術の基礎知識はあったのですが、さらにお客様に信頼いただけるように、コスメコンシェルジュの資格を取得しました。ほかにも複数の資格を取得したことで、自分には正しい知識があるのだ、と自信を持てるように。そのおかげで、お客様に対応する際に迷うことが少なくなりました。

 

Q.実際にエステティシャンになっていかがですか?

まだまだこれからではあるのですが、前職の百貨店での接客経験を生かした、お客様へのご対応には自信があります。本当にたくさんの方と接する機会をいただいていたので、お客様が何を求めていらっしゃるのかを、かなりスムーズに見極められるようになったと感じています。

Q.お休みの日の過ごし方は?

美術館に行ったり演劇鑑賞をしたりと、非日常的な経験をして、きれいなものに触れる機会を積極的につくっています。今年の1月には新年の歌舞伎を観に行きました。美の観点が狭くならないよう、さまざまな分野に触れて見分を広げることを心がけています。

 

Q.見た目の美しさだけでなく、内面からの美しさも磨かれているのですね。

そうですね。見た目がいくら整っていても、内面から元気でないと本当の美しさは発揮できないと考えています。また、学生時代には食や健康に関する知識も学んでいたので、それもベースにありますね。お客様には、心も体も元気でいていただきたいので、そういった部分もサポートしていきたいです。

 

Q.今後の目標は?

今はプライベートサロンなので、私自身がこのサロンの代表なんだ、という気持ちで臨んでいます。今後は、技術だけでなく接客対応なども含め、さらなる高みをめざして「“私に”担当してほしい」と思ってくださるお客様を増やしていきたいです。また、接客、技術、カウンセリングのすべてに手を抜かずご対応することで、お客様に100%ご満足いただくことも目標です。

 

 

内面からの美容には昔から興味があり、普段から「健康」にまつわる本を読むことが多いです。
食事もバランスのよいものを摂るようにしています。

 

 

エステティック通信「5月号」より抜粋。

本誌でもぜひご覧ください。