本気でスタッフの幸せを願い、全員が楽しく働ける環境をつくりたい
現役エステティシャンに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をインタビューする本誌の好評連載「Esthetician File」を抜粋。今月は、エントランス外苑前 店長の籠谷 美香さんが登場します!
エントランス外苑前 店長 籠谷 美香さん
(twitter:@entrance.life instagram:@entrance.life facebook:@entrance.life)
介護福祉士をめざし進学した4年制大学を2018年に卒業、現在勤めている株式会社アンジェラックスプランニングに就職。1年を経て、今月10月オープンのエントランス外苑前にて店長を務める。
Q.エステティシャンになるきっかけは?
私が介護福祉の専門大学に通っていたときに、授業の一貫の介護実習中に出会ったある利用者さんがきっかけでした。その方は病気で感情が不安定な状態でしたが、つねにお化粧品を持っていたのでお化粧してあげると、いつもこわばっていた顔が別人のように優しく穏やかな表情になり、「いつもありがとう」といろいろな方に笑顔でお話をするようになりました。この経験から、女性にとってきれいでいることは本当に大切だと知り、「それによって生きる気力さえ芽生えるのなら、こんなに素晴らしいことはない」と思いエステティシャンになろうと決意しました。
Q.その中でも現在のサロンを選んだ理由は?
社長の熱意ある人柄に惹かれたためです。大学3年時にインターンで今のサロンを訪れた際に、入社するかもわからない私に時間を割いて真剣に教えてくださり、たった3日間のインターンが終わったときには花束までくださいました。そんな、いかなるときも全力で臨む姿勢に、「私も、社会人になってからもつねに成長していきたい!」と感じました。
Q.エステティシャンになってからぶつかった壁と乗り越えた方法は?
施術だけでなく、お客様との信頼関係を築くことがとても大変でした。弊社では施術後にお客様アンケートを取っているのですが、毎回10段階評価の6…。お客様のご要望であった肌質改善はかなっているのになぜ? と思い先輩に相談すると、そのお客様は単純な施術だけでなく会話を楽しむためにご来店されていたことがわかりました。会話の充実を徹底させるとすぐに評価は10に! お客様が何を目的として、どんな想いでサロンに足を運んでくださってるのかを真剣に考えることが大切だと気が付きました。
Q.目標や夢は何ですか?
エントランスを全国に広め、誰もが知っているサロンにすることです。美容室のように、誰もが毎月エステサロンに通っている未来を想像するとわくわくします! そして、その夢を実現するためにも自分自身が成長し、同じ目標のために一緒に頑張ってくれる仲間をもっと作っていきたいです。
小学生の頃から習っていたバスケットボールが今でも大好き! 大学時代のバスケサークルの仲間たちと月1で汗を流しています。
籠谷さんの制服姿は、エステティック通信「12月号」に全身を掲載しています。ぜひご覧ください。