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エステ以上、医療未満の腟ケアで女性のライフステージをサポートしていきたい

現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。

9月号は「I-sEE salon【整い処】」の服部 紗代子さんが登場。

 

23歳からメイクアップやインナービューティーに関する美容を学び、27歳で独立。美と健康を多くの女性へ指導し、 2022年3月 「I-sEE salon」を開業。 その後「エアメソッドフェムケア」に出合い、(一社)日本フェムケア協会公認セラピストとして活躍中。

サロン情報
I-sEE salon【整い処】
Instagram:https://www.instagram.com/sayokohattori.222/

 

①サロンをオープンした理由は?

20代から美と健康について学んできた経験や知識を活かして何かできないかと考えていたときに、信頼する方から「サロンを始めてみたら?」と言われたことがきっかけ。最初は得意の小顔フェイシャルがメインでしたが、「エアメソッドフェムケア」と出合ったことで腟ケアの重要性を実感し、多くの女性たちへ伝えたいと思うように。現在は、妊婦さんのケアや女性特有のお悩み解消をサポートするため、軸から整う“腟と舌”の施術に力を入れています。

 

②仕事に対するこだわりは?

「一球入魂」という言葉が好きな私は、目の前のお客様に対し、常にベストを尽くせるよう精神を“今”に集中させ、自分の感覚を大切に施術しています。腟ケアも妊婦さんのケアも繊細でデリケート。だからこそ、心地よく過ごしていただくためにサロン環境を整えたり、お声がけする際の言葉も意識したりしています。私は学ぶことが好きなので、いつでも新しい知識を取り入れ、お客様にさまざまな視点でアドバイスできるように心がけています。

 

③「I-sEE salon」のウリは?

基本メニューに沿いながら、個人サロンの強みを活かして行なうお客様の状態やご要望に合わせたパーソナルな施術。独自の手技と(一社)日本フェムケア協会の公認マシンである複合低周波を使用し、深層部からしっかりほぐしていきます。また、産後のママにお子様連れでも気軽に施術を受けにお越しいただける点も当サロンの魅力。自分自身が思う「こんなサロンあったらいいな♡」を形にしました。

 

④ズバリ、美の秘訣は?

昔から肌が敏感だったこともあり、品質の確かなものを選択するようにしています。とくにスキンケアでは、一つひとつの工程をなるべくていねいにケアすることを心がけています。そして、呼吸も大切。忙しくなると呼吸が浅くなってしまうので、気づいた時に2、3回深い呼吸をするようにしています。呼吸は皆さんも少しの意識でリラックスすることができ、自律神経も整いますのでぜひやってみてください。

 

⑤目標や夢、実現したいことは?

腟ケアは美容分野だけに関わる話ではありません。女性には腟のたるみやゆるみのほか、尿もれや性交痛、臓器脱など、なかなか人には相談できないさまざまなお悩みがあり、なかでも、更年期を迎える40代以降の女性たちはさらにお悩みが増えていきます。私自身もプレ更年期世代。今後迎える閉経や骨盤底筋群の柔軟性と安定性を含め、腟ケアの重要性をお伝えしていきたいと思っています。今後は産院や泌尿器科なども視点に入れながら、活動していく予定です。

 

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ドイツの休養学に基づいた「VACプログラム」を練習中。
愛用の『ベネクスクロス』に包まれて幸せそうな息子♡