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“スイッチを押す”接客と積み重ねた確かな経験をもとに お客様もスタッフも輝くサロンづくりを

現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。
8月号は「プライベートサロンLuce」の高橋真理さんが登場。

 

アロママッサージサロンで経験を積んだ後、タイで古式マッサージを学ぶ。帰国後独立してからは特に“接客”を評価され、人気サロンに。現在は一軒家サロンを池袋店と朝霞店の2店舗経営。バリ政府認定スパセラピスト・タイ政府認定タイ古式マッサージ師・温活&妊活リフレクソロジー協会認定講師の資格を所有。

 

サロン情報
プライベートサロンLuce
Instagram:@aroma_luce

 

①エステティシャンを志したきっかけは?
新卒で営業職に就いたものの、ほとんど休みのない労働環境に心身ともにボロボロで、週1回のサロンケアが心と体の支えでした。全く違う業界で働いていましたが、施術中に取るエステティシャンの方とのコミュニケーションを通じ、美と癒しを一生の仕事にしたいと考えるようになりました。

 

②仕事に対するこだわりは?
「ここまでやってくれるんだ!」と感動していただけるようなオーダーメイド施術を目指しています。脚の痛みからリフレクソロジーを希望しているお客様であっても、不調の根本原因は腰にあるという場合も。そのためお客様の“潜在ニーズ”を引き出し、よりふさわしい施術を提案します。スタッフも施術の後に毎回1時間のインターバルを設け、集中してお客様に向き合えるようにしています。

 

③高橋さん自身の強みは?

向こう10年お付き合いすると思って、お客様が話したいと思う“スイッチを押す”ように接客しています。だんだんとプライベートな話も交えて距離を縮めることで、実際に10年来のお付き合いになったお客様もたくさんいらっしゃるんです。また、今まで海外含め100件以上のエステサロンを巡り、自分の体で違いを見極めてきたので自信を持ってお客様にメニューを提案できます!

 

④最大のピンチとそれをどう乗り越えましたか?

店長と副店長と私が同じ年に妊娠・出産したため、現場業務の調整や事務手続きにとても苦労しました。しかしそのおかげで、ほかのスタッフの妊娠・出産時に同じ目線で働き方を考えることができ、さまざまな雇用形態を設定したところスタッフは高確率で復職してくれるようになりました。

 

⑤サロンオーナーになってからチャレンジしたことはありますか?

自分がアトピー肌・敏感肌なこともあり、施術用の製品は肌への優しさと効果を両立したいと考えてたくさんのコスメを試しました。しかし、なかなか理想の製品が見つからず、「自分の手で本当に納得のいくコスメを作りたい」と思うように。3年以上の試行錯誤を経て『エステクオリティシリーズ』を完成させました。これからも、お客様のために妥協のないメニュー提供を続けていきます。

 

⑥目標や夢、実現したいことは?

「“内側からの美容と健康”を提供するカフェを作りたい」というのが夢です。多くのお客様を悩ます不調をケアするカスタマイズランチや自家製スムージーを提供し、美と健康をトータルサポートしたいです。現在社員には玄米弁当を支給していますが、サロンの近くにカフェを作り、休憩時間にスタッフが食べに行けるような環境が私の理想のサロンですね。

 

 

My favorite

エステ後のようなハリツヤ肌へ導く『エステクオリティシリーズ』。揺らぎ肌にも優しい8つのフリー処方です。