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エステティシャンになったのも これまで続けられたのも “好き”という気持ちがあったから

現役エステティシャンの皆さんに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をうかがう本誌の好評連載「Esthetician File」。
2月号は「VISOURIRE」の稲月智美さんが登場。

 

 

 

新卒で化粧品販売を手掛ける会社に就職。その後、友人に誘われエステティシャンに転職。大手エステサロンやトータルビューティサロンの店長を経て、2019年4月に個人プライベートサロンを開業。エステティシャン歴は20年以上。

 

 

 

サロン情報

VISOURIRE

Instagram:https://www.instagram.com/visourire17/

 

 

 

①プライベートサロンを開業した理由は?

 

これからも長くエステティシャンを続けるためです。初めは大手サロンに勤務していたのですが、お客様に必要かどうかにかかわらずノルマのために製品を売り込まなくてはいけない方針が合わず、新しくエステサロン部門の創設されたトータルビューティサロンに転職。オープニングスタッフとして、いろいろなことを任せてもらえる充実した環境でしたが、しばらくして店長になったこともありハードワークで体を壊してしまいました。エステティシャンを辞めようかとも考えたのですが、お客様や友人が引き止めてくれました。その人たちのためにも、無理をせずに続けられる道を探し、個人サロンを開業することに。自分のペースで、自分が納得したものを提供できる環境でお客様と関われる今はとても幸せです。

 

 

 

②「VISOURIRE」の強みは?

 

お客様との関係性の深さでしょうか。プライベートサロンですので、お客様一人ひとりにしっかり向き合うことができます。仕事を“こなす”という気持ちには決してなりません。トータルビューティサロンのときからのお客様はもう10年以上の付き合いになる方も。コロナ禍でいったん客足は遠のきましたが、情勢が落ち着くと皆さんすぐに戻ってきてくださいました。

 

 

 

③稲月さん自身の強みは?

 

私、はやりのものや新しく発表されたものになんでも興味が湧くんです。展示会に行ったり、SNSを活用したり、企業の講習会に参加したり。情報収集は欠かしません。場合によっては資格取得にまでいたることも。実際、アロマ・ハーブに関する資格を取得しているんです。おかげでお客様にさまざまな情報を提供できます。

 

 

 

④エステティシャンとして大切にしていることは?

 

“好き”という気持ちです。当サロンのメニューは基本的にオールハンド。体力的に厳しくなっていくこともあるでしょうが、しっかりと対策しつつ、生涯エステティシャンでいたいと思っています。お客様の体をよくしようと思う気持ち、お客様の笑顔を引き出せるこの仕事が“好き”という気持ちを持ち続けることが何よりも大切と信じています。

 

 

 

⑤目標や夢、実現したいことは?

 

目標はサロン名「VISOURIRE」に込められています。“ VI”は美を表し、“SOURIRE”はフランス語で笑顔という意味。お客様に美しさと笑顔を提供したいという想いでこう名付け、施術しています。「マネジメントにまわれば?」といわれることもありますが、この仕事が“好き”なので、直接お客様と関わっていたいのです。

 

 

 

My favorite

ポーセラーツで、お店で出すカップとソーサーを作りました。季節に合わせて12カ月分作るのが目標です。