日々の施術でお客様を癒し、一生通ってもらえるサロンに
現役エステティシャンに仕事へのこだわりや日々の過ごし方をインタビューする本誌の好評連載「Esthetician File」を抜粋。2月号は、iDeal Style TOKYO 店長の鎌田 彩花さんが登場します!
iDeal Style TOKYO 店長 鎌田 彩花さん
(instagram:@ideal_style_tokyo)
エステティックの短大に入学し、2015年に卒業。その後痩身サロンに約2年在籍後、複数のサロンを経て、2 0 1 9 年1 月からiDeal Style TOKYOの店長を務める。
Q.この仕事に就くきっかけは?
すっぴんで過ごすことが多かった高校時代に、化粧で隠す必要のないきれいな素肌をめざしてエステティックサロンに通いはじめました。実際に施術を受けていくうちにエステそのものへの興味がふくらみ、エステについて学べる短大に通うことを決意。そこでもエステが好きだという気持ちが変わることはなかったので、この仕事に就こう! と思いました。
Q.エステティシャンになってぶつかった壁は?
働きはじめて2年くらいはとても苦労しました。若いと経験がないと思われるので、施術の前に断られてしまうことも。技術が合わずに、アンケートで「やめたほうがいい」「店長のほうがよかった」と辛口のコメントをいただいたこともありました。
Q.それをどうやって乗り越えましたか?
たくさん泣いてスッキリしたあと、たくさん練習して認めてもらおうと行動しましたね。時間が空いたときは必ず練習して、積極的に先輩にも声をかけて技術をみてもらいました。また、契約が取れなかった日は帰ったら2時間みっちり勉強。これをしないと落ち着かない体になってました(笑)
Q.これならだれにも負けない! という接客・施術ポイントは?
たくさん練習した甲斐もあり、今は技術にとても自信を持っています。肌に触れると、「凝っているな」「疲れが溜まっているな」と感じられるようになり、その疲れに合わせた適切なアプローチをしようと心がけています。お客様からも、毎回うれしいお声をいただいて、そのままリピートしてくださる方もたくさんいらっしゃいます。
Q.休日の過ごし方は?
美容院やネイルサロンに通い、自分のメンテナンスに時間を使うことが多いですね。まとまった休みをとって旅行することもあります。非日常な空間に浸るのが好きなので、おいしい料理を食べてホテルで寝るだけで満足しちゃいます。
Q.エステティシャンとして向かう先は?
このサロンを、一回の施術で終わりではなく、継続的に通っていただくことでお客様と一生向き合っていける場所にしたいと思っています。また私個人としては、今後鍼灸師の資格を取る予定です。同じことを続けるのではなく、つねに学んで新しいものを吸収し、それを提供できるエステティシャンでありたいです。
友人とハワイに旅行に行きました! きれいな景色に浸って日々の疲れをリフレッシュすることができました。
エステティック通信「2月号」より抜粋。
本誌でもぜひご覧ください。