「エステティック通信」好評連載、Energetic Beautist　から、エステティシャンのインタビュー、今月はロンハーマンノブティックに併設されているサロンにお勤めの八木亮代さんです。

八木 亮代さん　Sense Ron Herman千駄ヶ谷店・二子玉川店
AB型。エステティシャン歴15年。大手製薬会社勤務、国会議員秘書等を経て個人サロンをオープン。その後現在のサロンへ。日本エステティック協会認定エステティシャン。

Q.この仕事に就くきっかけは？

元々スキンケアに興味があり、大手のエステティックサロンでトリートメントを受けたことがきっかけです。「こんなに気持ちよくて、きれいになれるなんてすごい！私もできるようになって、誰かにしてさしあげたい」とその技術に感動し、憧れを持ちました。その後働きながら通学や通信教育等で資格を取得。さらに魅力にはまり、この業界に飛び込みました。

Q.仕事のやりがいやこだわりはどんなこと？

お客様の人生の節目に立ち会い、寄り添えることがこの仕事の醍醐味だと思います。また、エステティックならではの距離の近さ、肌のふれあいで、ほかの接客業にはないお客様との深いつながりが感じられることですね。安心して任せていただけることが喜びになります。

Q.挫折やピンチを教えて！

東日本大震災の余震により、お客様からキャンセルの連絡が相次いだ時期がありました。サロンにいても安心できない状況でしたので、お客様の気持ちはよくわかる反面、やはり経営面で不安にもなりました。しかし、余震が落ち着いたころ、その年の売り上げ最高記録を達成。お客様も全員戻ってきてくださり、この仕事が人々に求められていることを再認識しました。

Q.休日はどうしてる？

ジャズピアノの練習をしたり、のんびりと映画やテレビを見ています。もともとクラシックピアノを続けていましたが、楽譜通りにいかないジャズが楽しくて。バンド内で演奏を披露することもあります。

頭をリラックスさせるために、いいヘッドフォンを使っています。ちょっと先の駅までお気に入りのジャズを聴きながら歩くことも。

Q.元気でいる秘訣を教えて！

バランスのよい食事と、化粧水や美容液などの基本的な肌のお手入れをコツコツ続けることですね。ミルククレンジングを使うようになってから、肌質が変わったと実感しました。ていねいに続けることが大切だと思っています。

Q.どんな目標や夢を持っていますか?

当面の目標は、今行なっている採用やマネジメント業務を通じて、自分が採用したスタッフが、「このサロンで働けてよかった」と思ってくれるよう、その成長をサポートすることです。また、経験・年齢を重ねるほどにお客様に寄り添うことができる“エステティシャン”という素晴らしい仕事を、お客様を通じて、みなさんと一緒に世の中に発信していけたらうれしいですね。

人気ブランド「ロンハーマン」併設のエステサロンで働く八木さん。店内はブランドのイメージを感じさせるインテリアと内装で、取材中にスタッフからため息が。リラクゼーションに趣きを置いているせいか、「いろいろあった後に行きたくなる」という場所に、多くの人が思っているようですね。八木さんご本人も穏やかで優しく、リラックスを体現したような女性でした。ぜひ一度足を運んでみてください。

八木さんのインタビューは、８月号に掲載しています。