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資生堂『敏感肌と花粉に関する意識調査』を実施

業界ニュース -

40年以上前から敏感肌の研究を続ける資生堂は、全国の20~50代女性を対象に「敏感肌と花粉に関する意識調査*」を実施、その結果を公表した。

始めに、「ご自身の肌についてどの程度敏感だと感じますか」と質問したところ、「敏感ではない」と回答した人は17.3%に留まり、「常に敏感である」19.8%、「ときどき敏感である」62.9%と、全体の8割(82.7%)以上の女性が敏感肌意識を持っていることがわかった。

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また、敏感肌意識を世代別で見ると20代86.5%、30代86.0%で、40代80.2%、50代77.9%と比べて、20~30代ほど「自分の肌は敏感である」と認識しており、敏感肌意識が高い傾向にあった。

さらに、敏感肌意識のある人を対象に「肌あれになりやすい時期」と「季節ごとの肌あれ症状」を聞いた設問で、 肌トラブルの症状として回答が最も多くあがったのは「春のかゆみ」39.2%で、次いで「冬の粉ふき」33.8%となっており、冬の激しい乾燥を経た肌が、 花粉の飛散する春先にかけて特にかゆみを伴う敏感な状態に陥りやすいということが示唆された。春の肌あれ症状として多くあげられたのは「かゆみ」に次いで「ヒリつき」15.5%、「赤くなる」11.3%で、いわゆる”皮膚炎”の状態にあるということがわかった。

春に「かゆみ」を感じている人たちのうち、「花粉症である」と回答した人は41.5%。半数以上の人は花粉症を発症していないにもかかわらず、花粉の季節には肌あれ症状を感じているということが判明した。

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*【調査概要】
調査期間:2015年12月18日(金) ~ 2015年12月21日(月)
方 法:資生堂インターネット調査
対 象:20~50代女性 計2,351名/敏感肌意識・アレルギー症状を持つ女性 20~50代 各150名 計600名

●関連サイト 資生堂の敏感肌研究ページ http://www.shiseido.co.jp/dp/kenkyu/?rt_pr=tr492