プラズマでおうちケア！ワールドジェイビー、美容家電『プラズマクル』を発表
「セブンビューティー」ブランドを展開する総合美容専門メーカーの株式会社ワールドジェイビー（東京都台東区）が、プラズマ技術を活用した自宅で時短美容を実現する美容デバイス美顔器『PLASMACLE（プラズマクル）』を2019年8月5日（月）に発売予定。
発売に先駆けて、リッツカールトン東京（東京都港区）にて新作発表会が行なわれました。その華々しい様子と新製品の威力をレポートします。
初の家庭用美顔器を発売
業界ではその地位を不動のものにしている株式会社ワールドジェイビーが、満を持してコンシューマー向けにリリースする美容家電とあって、招待客には美容に敏感なインフルエンサーたちがたくさん。会場内もピンクを基調としたファンシーな飾り付けで、始まる前から会場の様子や新製品ディスプレイの写真を撮っている人で賑わいをみせていました。
家電量販店などでの発売も同社初の試み。これまで発売してきたシャープな美容機器とはひと味違ったイメージに期待が高まります。
今回発表された『プラズマクル』は、すでにプラズマをエステティックに応用した画期的マシン『PlaSon（プラソン）』を、ホームケア美顔器としてカスタムしたもの。
プラズマクル 54,000円（税抜）/ 充電時間 約90分 / 使用時間 約60分（継続的な使用の場合）/ 保証期間 1年
今まで美容医療の現場で活用されてきた、生き物の成長力に働きかける「プラズマ（＝閃光エネルギー）」を、低温にすることで肌への負担を軽減。さらに超音波の作用と組み合わせることで施術の効果を最大限に引き出し、導入や整肌アプローチを確実なものにしてくれるのだそう。会社内ではそのプラズマの性質から「スパークリフト機器」と命名しているとのこと。なんだか強そうです。
使用時は「ドライな肌にそのまま使う」
プラズマは水と相性がよすぎるため、ぬれた肌に当てると水分を吸ってちりちりになってしまう可能性があるそう。ドライな素肌に当てることで、肌表面を清潔に保ち、角質をていねいに取りながら導入効果を最大限に高めていくことが可能になるそうです。美容液の通り道を乾いた肌の段階で作ることで、後から塗布したときの浸透率*を高めるのですね!
*角質層まで
美肌づくりのみにとどまらず、リフトケアや毛穴ケアなど肌のハリ・なめらかさにアプローチしてくれるというプラズマの威力について、実際の使用事例を挙げながら説明があったのちに、お待ちかねのタッチアップタイム。
現在すでに多くのサロンで結果が出ている『プラソン』と同じような結果が期待できるのならば説得力がありますよね。プラズマ×超音波のすごさをぜひ体感したいところ・・・!
手前が業務用の『プラソン』
テーブルに並べられた『プラズマクル』はもちろん、プロ用の『プラソン』そのものの体験も可能。インストラクターさんが隣について説明しながら当ててくださいました。
『プラズマクル』の使用方法は、棒状になっている本体を持ち、照射部分を肌に当てながら内側から外側に沿わせていくだけ。吸収、整肌、清浄の3つのモードが選べます。
肌に触れるか触れないかのところで停止させると、プラズマの青い光が出ているところがわかります。まさにスパークですね!
もちろん光が出ているからといってぴりぴりするわけではなく、体感では今本当に美顔器を当てているの？という感じ。でもしっかりと美容成分の通り道ができているのだからおもしろいですよね。
しかもまぶたや目もとのキワなど皮膚が薄いところまで当てることができるので、目もとのシワやたるみを日常的にケアできます。単にプロ用を小型化しただけでなく、細かいところに工夫が行き届いているのを感じました。
業務用『プラソン』で本格サロントリートメントも体験
業務用の『プラソン』は、超音波ハンドピースとプラズマのハンドピースをそれぞれ1分ほど体験させていただきました。さすが業務用、手の甲で施述していただいたのに、ラグジュアリーな気分に。プロのおもてなしって、こういうことですね。
やっぱりプロ用は使用感がラグジュアリー！
施述後は、『プラズマクル』専用美容液として今回同時発売となる『リジュビエッセンス』を塗っていただきました。
リジュビエッセンス （80㎖） 3,200円（税抜）
すると・・・
滴りそうなほど塗布したにも関わらず、気がつけば水気が引いてる! それだけぐいぐい肌の中に入っていっているんですね。少し当てただけで角質が一掃され、当てていない左手にくらべて輝きが増した気もします。
くすみ抜けして色が違いすぎる両手！これにはみんなびっくり
インストラクターさん曰く、プラズマを当てた後の肌は「何でも入れ放題」の状態なので、美容液など肌に有用なものだけを塗布するように注意が必要なのだとか。肌が開いているときにはしばらくお化粧なども御法度だそうです。
サロンで高出力のプラズマ施述を受けるなら、ぜひ覚えておきたいところですね。
プロ用とホームケア用、選ぶならどっち？
サロンケアのアフターケアとして、毎日のお手入れを本格的にして行きたいなら、業務用に負けず劣らずの実力を持ち、しかも女性が手に取りたくなるようなデザイン性が高い『プラズマクル』はさすがと言わざるを得ませんでした。
大手メーカーも家庭用美顔器やホームケアの提唱に力を入れていますが、プロ向けの実力派・ワールドジェイビーの参入で、自宅で時短美容はますます進化していく兆しです！
取材・文・写真 柴田彩瑛（エステティック通信編集部）
