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ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会のメディアセミナーに行ってきた!

ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会が主催した、2019年2月13日(水)開催のメディアセミナーに行ってきました!

 


ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会とは、参議院議員や産婦人科の医師、東京大学教授など国や自治体、大手新聞社などが委員となり、現代日本における女性の健康推進の必要性とその課題について考えるための取り組みを行なっている団体。代表は、内閣官房参与・慶應義塾大学名誉教授 吉村泰典氏が務めています。

 

女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するために創設されたため、毎年3月1日~8日は、女性の健康週間としており、2007年4月に策定された「新健康フロンティア戦略」において、厚生労働省、日本産婦人科医会、日本産科婦人科学医が主唱しているそうです。

(みなさんはご存知でしたか?私は知りませんでした!)


エステティック業界では、従業員・お客様ともほぼ女性。美容と健康がより近いものになっていることもあり、サロンでも取り入れていきたい動きではないでしょうか。


では実際、どのような活動が行なわれているのかをご紹介したいと思います!

 



この日のセミナーは、「働く女性の4大悩みを解消 うこぴが」がテーマ


 

セミナーでは、医師による講演やトークショーなどが行なわれました。
テーマにもある「うこぴが」とは? 正直耳慣れない言葉ですが「うつ、更年期障害、PMS(月経前症候群)、ガン」の頭文字をとったもの。男性と違い月経がある女性は、1カ月の中でもホルモンバランスに変動があり、心と体に女性特有の変化が現れます。講演では、NPO法人女性医療ネットワーク理事長で産婦人科医でもある、対馬るり子先生より「うつ」「PMS」「更年期」に関するメカニズムと最新情報を、国立がん研究センター中央病院 婦人腫瘍科科長 加藤友康先生より「血液一滴で卵巣がんが99.9%わかるという、研究中の最新がん検診」をご紹介いただだきました。

 

対馬るり子先生



また、スペシャルゲストとして、モデルで女優の高橋ユウさんを招き、自身の重い生理痛体験談から、昨年結婚した格闘家の旦那様との「サプリメントを使わず、食材にこだわった“健康的食生活”」などが紹介されました。

 

 

最後に、対馬先生が監修したお弁当もお披露目。うこぴが にオススメの食材を使い、神田明神下 みやびさんとコラボした「女性が元気に働ける最強弁当“美々膳”」は、自分の体調に合わせたバランスの良い食事が手軽にとれる。3月1日~31日に大丸東京、三越日本橋店、三越銀座店、髙島屋日本橋店ほか8店にて販売されるそう。

 



女性中心の職場であるエステティック業界では「生理痛が酷くて…」など、月経や女性特有の病気に関する悩みは比較的話しやすいと思いますが、一般企業では誰にも言えず悩みを抱える方も少なくないそうです。
女性の健康週間 に合わせて、更年期やPMSのイライラをケアする、心を癒すメニュー、イライラを抑えるアロマケア、生理痛を和らげる温活メニューなどを提案してみてはいかがでしょう。

 


取材・文 永山泰子(美容経済新聞社)

 

 

お問い合わせ ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会
https://whasympo.com