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最新のKビューティを体験!ワールド・ウェルネス・ビューティがイベントを開催

2019年1月15日(火)~1月31日(木)銀座東急プラザ6階 KIRIKO LOUNGEにて、健康的な体をキーワードとしたウェルネスプロジェクト「ワールド・ウェルネス・ビューティ(略称:WWB)」主催のイベントが開催中。

 


主催となるWWBは、業界の最新情報のほか、多角的な業種・業界のプロフェッショナル・技術者の情報を発信し共有することで、独立起業・業務拡大の一端を担い、夢をかなえるお手伝いをすることを目的として発足したコミュニティ団体。

 

 

今回開催されたイベントでは、ウェルネスやビューティに関わる、世界中で活躍するあらゆる個人・団体をつなぎ、支援することをテーマに掲げており、開催期間中は、ウェルネス・スポーツ・ビューティを軸にさまざまなイベントやポップアップショップが登場します。

 



1月20日(日)開催のイベントの様子をレポート!


 

CIDESCO SPA&Beautyのセラピストであり、現在CIDESCOアンバサダーとして活動するクレド・バイオ代表 権 基南氏が企画し、韓国の大学教授や、韓国メディアなどで活躍する韓国 Kビューティのリーダー4名に声をかけて実現した、というゴージャスさ!

 

 

韓国は日本と違い、エステティシャンは国家資格なんですよね。また、国をあげた産業として美容をサポートしているため、有名エステティシャンや美容家が大学で美容学を教えることも多々あります。そのため、発表内容もかなり学術的はなず。楽しみです!

 

会場は、2016年3月末にオープンした、天井高約27mと言うオシャレなイベントスペース、銀座東急プラザ6階 KIRIKO LOUNGE。会場内に設けられた特設ステージにて、4名の講師が講演・デモンストレーションを行ないました。

 

 

 

韓国ではエステティシャンは国家資格。まさにエステ以上の結果が続々!


 

はじめに、Park Jeong Dock(パク ジョンドク)先生より、パク先生のサロンで独自で開発した皿状のマッサージ道具バクジョンドクビューチャブシ(皿)を使用したマッサージに関する、エビデンス発表とデモンストレーションが行なわれました。バクジョンドクビューチャブシ は、一見するとゴム製やシリコン製に見えますが、実は陶器。洋服の上からでもマッサージが可能で、痛みはまったくなく肌表面を滑らせている感覚。ですが、ほんの3分ほどのマッサージでも半顔がきゅっと上がったような印象になっていました。

 



「技術を開発したわりに、パク先生お若いな~」と思っていたところ、実は皿マッサージはパク先生のお母さんが開発したもの。それを、パク先生とデモのモデル役だった妹さんが引継ぎ広めているそうです。親子二代で施術開発をなさっているんですね。このあたりも美容大国らしさが現れているなと思いました。


次に、Lee Eun Kyong(リ ウンキョン)先生が、金属性マッサージ道具 Leafari を使用したマッサージを披露。

 

 

Leafari は、リ先生がデザインし女性発明家大会で金メダルを受賞。金属製のため、お湯だけで温まり、ホットストーンのように温めながらのマッサージが可能。器具を温めるだけでも筋肉の緊張をほぐす効果がアップする。また、首や肩のコリをほぐすだけで首も長くなり顔も引きあがるといいいます。私も首から肩にかけて、スパチュラのようなヘラ状の道具でコリを流していただきましたが、カッサのような痛みはまったくなく、ソフトなタッチにも関わらずマッサージした方の肩が下がり首が長く見えるように。マッサージ後もポカポカしはじめ、講演を聞くうちに凝りが緩和していたことに驚き!


韓国では、セルフマッサージ用に販売も行なっているそうですが、人にやってもらうことと比べると効果は半減するそう。残念ながら、まだ日本での講習は予定されていないのですが、今後は企画していくそうなので、注目です。

 

 

有名エステティシャンや大学教授からのKエステ施術も登場



後半では、セルライトクラッシャーとしてテレビなどのメディアでも活躍し、多くの芸能人を顧客に持つark Jeong Hyeon(パク ジョンヒョン)先生が登場。「K-SPA の現在と未来」と題し、日本と同様に高齢化社会となりつつある韓国でのエステティックの在り方の変化が紹介されました。

 


パク先生のサロンでは、ピラティス機器のような運動器具が多数取り入れられ、運動・栄養・エステティック・ライフスタイルと、健康と美容・外見美のすべてを提案する「ライフスタイルアドバイザー=エステティシャン」というように、エステティシャンの立ち位置が変わってきているそうです。50代ながら髪も肌もツヤツヤで、スタイル抜群!のパク先生にいわれると、エステティシャンがライフスタイルアドバイザーであるというのも説得力があります。


日本でも少しずつ、エステティックと健康が融合しつつありますが、韓国ではさらにそれが進んでいるようですね。

 


最後に、大学教授でもあるPark Young Eun(パク ヨン ウン)先生の「造形筋膜療法」講座。先生は、例えば骨盤の外側が下顎、腹部が上顎、肩甲骨は頬骨や顔の広さに影響があるというように、脂肪が着く位置と顔との連動性を研究。

 


実際、体への施術を行ない、施術前後に頭部のレントゲンを撮影し骨格レベルで比較しました。すると、顔にはまったく施術していないものの、頭からアゴまでの長さ、頬骨の高さなどに変化があることを立証。日本でも、骨格に対するさまざまな意見を聞きますが、骨レベルで証明されれば一目瞭然。驚きの声が上がりました。



今回、初めてのイベントということもあり、残念ながら来場者は少なかったのですが、年間多くのセミナー取材にうかがう私でも、新たな技術や理論が多く、かなり勉強になりました。


そしてとにかく先生方が明るく元気!「〇〇先生、ファイティン(がんばれ!)」と、会場から合いの手を入れながら盛り上げるサービス精神も、学ぶべきものがあると思いました。

 


協会では、今後も韓国美容とのコラボイベントを企画しています。


最近美容の展示会であっても、目新しい物を見かけなくなっています。他社との差別化、また健康産業への顧客流出を防ぐ意味でも、コスメだけではないKビューティの理論や技術に目を向けてみてはいかがでしょう。

 


取材・文 永山泰子(美容経済新聞社)

 

 

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