香港の展示会 コスモプロフアジア2018 レポート!
2018年11月14日~11月16日、香港コンベンション&エキシビジョンセンターにて開催された、アジア最大規模のビューティトレードショー COSMOPROF ASIA HONGKONG 2018 。世界が注目する見本市にエス通編集部も行ってまいりました!ということで、現地の様子を編集部柴田がお届けします。
今年は、51の国と地域から2,127社が出展。海外からの来場者も昨年より増加し、アジアマーケットの注目度の高さがうかがえました。
ジャパンブースは在庫切れ続出!「出展してよかった」の声も
動員数もすさまじく、つねに人でごった返している印象でしたが、特に1階と一部5階に位置したコスメティクス&アメニティゾーンは3日間通して人があふれかえるほどの盛況ぶり。人を押しのけ押しのけジェトロ主催のジャパンブースへたどり着きました。
ジェトロ主催のジャパンブース入り口でパチリ。BeauTism用のラックを設置していただきました
エレガントなエントランスをくぐると日本の出展企業ブースがズラリ!そしてここもすごい人だかり!「日本ブランド」の威力は健在で「すぐに在庫がなくなった」とうれしい悲鳴をあげているブースも。コスモプロフ初出展の企業が多かったにもかかわらず、マーケット拡大の手ごたえをつかんでいる様子でした。
どんなディスプレイでどんな商品が並んでいたのかをご紹介!
さまざまな毛穴ケア製品を取りそろえる株式会社エストロワ。「毛穴ケアでブースターオイルなんてあるの?」と海外の方の関心を集めていました。
日本ならではの「酒粕」を採用したマスクは、中国系のバイヤーが殺到
デリケートゾーンケアブランドのトレスマリアでは、医療分野からのアプローチも多かったそう
マシンとインナーケア商材がズラリ並ぶ圧巻のBtoBエリア
3階はBtoB向け商材を基本とするビューティサロンゾーン。
日本企業の人気はもちろんのこと、日本未上陸の最新技術が搭載されたマシンなどもズラリ。とくに、美容大国である韓国企業ブースは勢いがあり、見た目が可愛らしい、日本人女性をターゲットに見据えた製品などが目立ちました。インナーケア商材も人気で、サンプリングや試飲を行なうブースでは、立ち止まって質問をしていく姿が多く見られました。
韓国ブースで発見した、デリケートゾーン専用の香水。なんと日本人客の注目を集めていたそうです!次なるブームになるかも?
顔全体と目もと用に分かれた、スイスのホームケア機器。写真右側の目もと用を当ててみると、細かい振動が心地よい!コリがほぐれそうでした
イスラエルのRFフェイシャル機器。次世代を予感させるスタイリッシュな見た目!おしゃれですよね
大々的に試飲やサンプリングを行ない、常時多くの来場者がブースに出入りしていた株式会社プロラボ ホールディングス。会場のそこかしこで「Esthe Pro Labo」の紙袋を持ち歩く姿が!
株式会社ミヤコケミカルでは新製品のフェイシャル機器をお披露目!海外でのブランドの認知度も上がってきた実感があるのだとか
脱毛機はもちろんのこと、一緒にバストケアクリームなどの化粧品の売れ行きがよかったというレナード株式会社。日本らしさ全開のお祭りブースが一際目立っていました!
エス通特別版 BeauTism も大好評!最終日は在庫ゼロに!
こちらはプレス向けのコーナー。
各国のメディアがずらりと並ぶ充実ぶりです。もちろんエステティック通信のコスモプロフ特別版『BeauTism』も設置してきました!さまざまな雑誌を見比べながら参考にする姿もみられ、海外の方の紙媒体・そしてジャパンビューティへの関心の高さをうかがうことができました。きれいな表紙を見て手に取っていく人も。実際に手に取るところが見られるのはうれしいものです。
続きは12月10日号の本誌で!
国内の展示会しか行ったことがなかった私はとにかくびっくりすることが多く、ワクワク楽しい3日間でした。伝えきれないほど見どころが満載でした。
来場者のプライベートを重視した、いわゆる「映えスポット」も用意されていたり、通り過ぎるだけで気分が高揚するディスプレイが設置されていたりと、主催者側の魅せる努力が垣間見え、まさに「ビューティトレードショー」といった印象。とにかく来場者も出展社も楽しめるイベントでした!
これが”インスタ映え”スポット!とってもかわいくて、とにかく大人気でした。この写真は会場前に撮影
コスモプロフアジア2018のレポートは、12月10日(月)発行のエステティック通信1月号にも掲載予定です。ぜひチェックしてみてください!
取材・文 柴田彩瑛(エステティック通信編集部)