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ICAM『ビューティトレンドメイクアップセミナー』に潜入! vo.2

アナリストコラム -

一般財団法人ICAM日本支部は、2016年8月2日(火)グラサ青山店にて、ICAMフランス本部認定講師であるフランソワ・レグディ氏を講師に迎え、『ビューティトレンドメイクアップセミナー』を開催しました。

vol.1に続き、vol.2では、細かいアドバイスポイントをまとめてみました!

<メイクアップ工程>
1.乳液で保湿(ベース)
・ベースとして乳液で保湿。手~指を使って塗布することでしっかりと浸透。ファンデーションを乗せる上で大切!
2.リキッドファンデーション
・ファンデーションは、手・筆・スポンジ、何でつけても大丈夫。肌に合わせて薄くしたり濃くしたり調整する。最初に大まかに塗布し、細かい所をスポンジで丁寧に馴染ませていました。
3.コンシーラー
・筆で、目の下のクマ・小鼻の横の赤味・くすんだ口角に塗布。こちらもスポンジで馴染ませる。
4.練りチーク
・練りチークをスポンジに馴染ませて、肌に明るさを入れていく。練りチークが無い場合はリップでもOK!でも、極少量に!
5.フェイスパウダー
・筆に取り、空中で「ブン!」と水を切るように大きく振って、余分な粉を落としていました。Tゾーンから塗布。筆は夏のツヤ肌に、パフだと冬のマット肌に合うそう。目元は、寄れたファンデを整えてから塗布することで綺麗な仕上がりに。
6.アイライナー
「こういうやり方もあるよ」と、ペンシルから一度筆にとり、ラインを書いていました。まつ毛の際、目尻側を少し強めにし、油分の強いペンシルの場合は、アイシャドウを上から重ねることで、落ちにくくなるそう!
7.アイシャドウ
・筆でポンポンと乗せてから、目尻側を強調。パール感があるシャドーは落ちた時に取れにくいので、滑らせずポンポンと乗せるのがコツ。始めに、パールなしのシャドー、次にパール感のあるシャドーで濃い部分と明るい部分を馴染ませる(この日のメイクは)。最後に、何もついていない筆でワイパーのように滑らせながら馴染ませると綺麗なグラデーションが完成。

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8.ビューラー
・根元から毛先に向かって掛けて、一度仕上がりを確認。足りないようなら根元をもう一度カールを。
9.マスカラ
・細めのマスカラで、とにかく際(きわ)から乗せるのが重要!
10.アイブロウ
・この日はペンシルで。ペンシルはそんなに濃く出ないので、しっかり書いていく。眉頭を明るく、眉尻を濃くする方も居るけれど、フランソワ先生は元の眉の濃さを考慮して、最終的に同じ濃さになるようにアーチ型に仕上げているそう。
ガイドラインを作ってから、外側に少し太くして眉の形を作っていく。斜めカットの平筆でボカしていくけれど、アイプローペンシルは乾燥しているのでぼかしても自然になじむ。
11.リップベース
・リップバームを少しとって唇に塗る。馴染む間にチークの仕上げに。
12.パウダーチーク
・ベースのクリームチークをピンク系で入れたので、サーモンピンク系パウダーで仕上げ。小さめの筆で、筆先だけを使って頬の高い所だけに入れる。パール感があるもので、チークとアイメイクの間(Cライン)を埋める。
13.リップ
・余分な脂を取って、平筆で綺麗なリップラインを書く。平筆を寝かせて、上の山の部分下の中心から、平筆がしっかり密着するように書く。

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<感想>
日本の(特に東京の)薄化粧に慣れていると、実物は「ちょっと濃いかな?」と思いましたが、写真で見ると自然ですね。デモンストレーションの後、セルフメイクの講座がありましたが、みなさん薄すぎて色が出ていない…。ちゃんと色が出る位(少し濃いかな?と思う位)で良いんだなと実感しました。
来年は、取材ではなく、レッスン受ける側で参加したい!オススメです。

●お問い合わせ先
一般財団法人ICAM日本支部
https://www.icamjapan.com/