女性の95.2%は手荒れを自覚
「オレンジページくらし予報」は、予報モニター会員である1,115人の女性に対し〝家事と手荒れ〟について調査、その結果を公表した。
はじめに「あなたは手あれをしていますか?」尋ねたところ、「やや手荒れしている」が42.8%と一番高く、次いで「とても手あれしている」が28.8%、「たまに」が24.2%と合わせると95.2%の女性が「手荒れしている」と回答している。さらに、世代別にみると、0歳から小学生の子どもを持つ女性の場合、全体での割合よりさらに少し多い97.4%が「手荒れしている」という結果となった。
また、「自分の荒れた手を見たとき、どんな気持ちになりますか?」という質問では「人前で手が出しにくいな」という項目を選んだ人が53.8%、続いて「老けたな」が39.8%、「ああ、所帯じみたな」と感じる人が25.7%と続き、手荒れが自分を憐れむ気持ちを起こさせることがわかった。
「家事のなかで「もっとも手が荒れる」と感じるものはなんですか?」という質問では、他に大きく差をつけてトップに挙げられたのは「食器洗い」の71.3%という結果となった。「家事はする、でも手もきれいにしている」ことは今や女性としての理想的なスタイルとみられ、「手を人前に出したくない」ほど手荒れさせてしまうのはNG。そこで「家事もきちんとするが、手荒れしないように気を配ることは、あなたにとって必要ですか?」ときいたところ47.8%が「とてもそう思う」、40.7%が「ややそう思う」と、合わせて88.5%が「そう思う」と回答している。
そこで、「食器洗いによる手荒れ防止のため、あなたがしていることは何ですか?」という質問したところ「ハンドクリームを塗る」が81.3%と1位。また、「家事手袋の着用」も36.8%と多用されている手段で、とくに0歳から小学生までの子どもを持つ女性の場合は全体よりも10ポイント近く多い46%が家事手袋を着用している。そして3位には「手肌に優しい食器用洗剤の利用」があり、「洗剤と手が直接触れるのが手荒れの原因」と多くの人が感じていることも浮かび上がってきた。
アンケート概要
●調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・国内在住の女性
(有効回答数1115人)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2016年1月27日~1月31日
調査結果を見ると、ハンドマッサージだけではなく、手の乾燥・しみケアなど、ハンドケアのプロフェッショナルメニューもニーズがありそうだ。ハンドのフォト・ピーリングなど、オプションメニューとして提案してみてはいかがだろう。