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導入はあくまでもスタート 成功率を100%まで 引き上げたい

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横田 稔 株式会社ワム 代表取締役

 

『ハイパーナイフ』を軸に理想的なブランド構築を

 

現在、弊社の売上の大半は『ハイパーナイフ』を中心とした、いわゆるハイパーシリーズが占めています。この『ハイパーナイフ』を開発した当初、私たちは導入サロン様にベッド数と同じ数の台数を入れていただくこと、つまり1台のマシンでは施術をさばき切れないほど、導入サロン様を繁盛させるという目標を掲げ、サポートに心を尽くしてきました。

 

そして今、発売から4年が過ぎ、導入サロン様からもう一台追加したい、店舗展開をするので新たに導入したいといったご希望が寄せられるとともに、導入サロン様からのご紹介で新たなお問い合わせや新規のご契約も急増。少しずつ自分たちが目標としていた形に近づいていることを実感し、大変うれしく思っています。また、サロンを訪れるお客様から「ハイパーナイフは体験できますか?」と問い合わせが入るといった声もあちこちから聞かれるようになり、理想的なブランド化ができつつあるとも感じています。

 

弊社はサロン様に『ハイパーナイフ』を導入していただくことがゴールだとは思っていません。弊社のスタッフは導入をご希望されるサロン様に対して、ただマシンを売るだけでなく、「なぜハイパーナイフを導入したいのか」「将来のビジョンは?」といったご希望や将来の夢を共有し、その夢に向かってどのようなお手伝いができるのかを考え、ご提案を行なっています。導入はまさにサロン様と弊社とのお付き合いのスタート地点。導入成功率を100%にという想いを胸に、さらにサポート体制を充実させていくつもりです。

 

より濃く、深いフォローを飛躍への足掛かりに

 

近年は多くの方に『ハイパーナイフ』を知っていただこうと、知名度や導入サロン様との取引を広げる施策を行なってきましたが、2018年はすでにお取引のあるサロン様との関係性を深めるための一年にしたいと考えています。そのためにもご要望の多い技術研修の内容、場所ともに充実させていくつもりです。特に名古屋や大阪周辺での展示会への参加。研修をさらに充実させ、関東だけでなく、全国のサロン様にアプローチしていきたいと考えています。

 

実は近年、こうした毎年の指針や目標は私からトップダウンで社員に提示するのではなく、スタッフが自分たちで話し合い、決めるようになっています。これまでは指導することがリーダーとしての私の役割であり、それによって社員が育つものだと思っていました。しかし若いエネルギーは私の想像以上に素晴らしい。年次の低いスタッフでもまっすぐに導入サロン様と向き合い、少しでもお役に立ちたいと、サロン運営や人材育成などマシンには直接関係のない質問が寄せられた時にも一生懸命に調べ、周囲にアドバイスを求めながらもしっかりお応えしているのです。信頼によって新たな提案が生まれ、その提案が成功へとつながり、成功が仕事へのやりがいを生み出す。そんなプラスのスパイラルが生まれています。

 

そして今、新たな美容機器の開発に取り組んでおり、2018年の早い段階でお披露目できるよう準備を進めています。新たに出会う方にも、そして長年のお取引がある方にも、「やっぱりワムってすごい」と思っていただけるよう努力を続けてまいります。

 

 

横田 稔 MINORU YOKOTA
株式会社ワム 代表取締役
大学卒業と同時に25歳で起業。BtoCで健康関連商品を販売する事業を立ち上げる。その際の経験・知識を生かし、40歳で2社目となる株式会社ワムを設立。現在、痩身機器のトップランナーとして業界を牽引している。