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2016年は底上げ美容・スマートケア

アナリストコラム -

2015年12月2日(水)、株式会社アイスタイル主催の『@cosmeビューティアワード』発表会および表彰式にお伺いしました。

当日は、ベストコスメアワード・ベストサロンアワード・ベストビューティストアワードの他、同社取締役 山田メユミさんと、美容コーディネーター 弓気田みずほさんによる「2015年を振り返り、2016年のトレンドを予測する」と題したビューティ トークセッションも行われました。

トーク1

トークの中で、2015年の美容トレンドとしてお2人が上げたワードが、『多機能』『インナービューティ』『血色メイク』『エイジングケア』の4つ。

今年の傾向として、昨年までの「価格が低いもの」に替わり、「百貨店コスメ」もランクインしていることが上げられるとのこと。製品の使いやすさ・クオリティーはもちろん、コストパフォーマンスが求められており、単なるプチプライスの製品ではなく、百貨店で販売される高価格帯の製品にも『多機能性』が求められているといいます。

トーク3
美容コーディネーター 弓気田みずほさん

特に『エイジングケア』においては、シミやシワ、くすみ・タルミなど、多様な悩みにどれだけ応えられるかが人気の一つの指針にもなっているそう。
また、BBクリーム・CCクリームのようにマルチで「つけるだけで“きれいな人に見られる”」というように、内からのキレイに注目が集まっている。内からのキレイという点では、ナチュラル食品専門店などにしかなかったチアシード・ココナッツオイルのようなスーパーフードが、ドラッグストアやスーパーマーケットで気軽に買えるようになり、年代を問わず『インナービューティー』ケアを毎日の生活の中に取り入れるようになったことも最近の傾向。

アイスタイル取締役 山田メユミさん
アイスタイル取締役 山田メユミさん

メイクにおいても、以前流行したグリーンや水色などではなく、肌の中にある色を使い、もともと血色が良い人のようにみせる『血色メイク』が流行している。

とまさに4つのキーワードが当てはまる年でしたね。

また、2016年のビューティーキーワードとして、自分自身の「基礎美力」を引き出していく『スマートケア』『底上げ美容』を上げていました。がむしゃらではなく、HAPPYに楽しく『スマートケア』し、悩み対応の時代から自分にないものを求めるのではなく、あるものを高めて行く『底上げ美容』に変化していくと予測していらっしゃいました。

確かに、2015年は50代・60代用のメイクアップブランドも多く発表され「若さ」を求めるのではなく、「年齢ごとの美しさ」を追求する傾向があったと思います。

@cosmeが上げる、2016年ビューティーキーワードを新年からのメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。