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ビジネスネイル意識調査2015 発表

業界ニュース -

NPO法人 日本ネイリスト協会(略称 :JNA、東京都千代田区/理事長 :滝川晃一 )では、11月11日の「ネイルの日」にちなんで、全国の20代から50代の働く男女1,000名と管理職250名の計1,250名を対象に「ビジネスシーンにおけるネイル意識調査」を実施、調査結果を発表した。

調査結果によると、働く人の指先についての現状を聞いたところ、ネイルケア( 13.9 %)、ネイル・ネイルアート(4.4%)、そして両方を行っている(6.9%)と、爪に何かしら施していると回答した人は2割程度にとどまる一方、どちらもしていない(74.8%)人が75%近くにのぼり、大多数の人が爪を短く切りそろえるのみで、甘皮の処理や爪を磨くなど指先のお手入れまでしっかりと行えていないことがわかった。

それでは実際に、今のビジネスシーンではどのようなネイルが許容されているのか、男性と女性別にそれぞれ聞いてみると、男性は1位「短く切りそろえた素の爪(67.0%)」、2位「表面をみがいた爪(43.4%)」3位「ネイルケアをしている爪(42.0%)」という結果となり、甘皮処理や爪をみがくなどのネイルケアも4割以上の職場で許容されていた。
また、女性に関しては、「短く切りそろえた素の爪」が半数(50.6%)と「表面をみがいた爪/クリアネイル(49.3%)」ほぼ同率で、次いで「ネイルケアをしている爪(45.0%)」、「ピンク/ベージュネイル(37.8%)」、「ホワイトフレンチネイル(27.8%)」など、ネイルケアやシンプルなネイルであれば、3割~5割ほどの職場で許容されているという現状が見て取れた。

「濃いピンクネイル」「寒色ネイル」「カラフル&ストーンネイル」「フラワー柄ネイル」「アニマル柄ネイル」といったカラフルなネイルアートが許容されている職場はあまり多くなく、特に許容度が最も低かった職種は「サービス職」、業種別の「宿泊業(1位)」、「医療・福祉業( 2位)」となり、人と接する機会が多く清潔感の求められる職場では、こうしたデザイン性の高い、いわゆる“派手”なネイルについては許容されていないという現状が垣間見えた。一方で、「事務職(1位)」や「専門・技術職(2位)」といったデスクワークが中心の職種においては、デザイン性の高いネイルでも許容されやすいという結果となった。

つめ見本

【調査概要】
調査期間:2015年10月20日(火) ~ 2015年10月21日(水) 方法:インターネット調査 機関:株式会社マクロミル
対象:全国20~50代有職者一般職女性 計1,000名、全国20~50代有職管理職男女 計250名

●お問い合わせ先
NPO法人日本ネイリスト協会
http://nail.jp/