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筋肉を育てる『育筋メソッド』エステの新技術として登場

2019年4月3日(水)、今年で設立から25周年を迎える美容ディーラー、セスコーポレーション株式会社(東京都世田谷区)が主催する『育筋ネック技術セミナー』に参加してきました。

 

 

こちらは『育筋メソッド』セミナーの中でも今春限定で行なわれた、首や肩・デコルテに特化した60分の技術を構築した、季節に合わせたものとなっていました。

 

 

働ける筋肉を増やす新メソッド


 

まず、ベースとなる『育筋(いくきん)メソッド』とは、赤筋の多い背面・深層部位にアプローチして、代謝筋を育てるために考えられた、昨年新たに誕生した新メソッドです。ただ筋肉を増やすだけではなく、脂肪と筋肉のバランスを考え「カラダ年齢を若くすること」や、筋肉枯れの原因となる姿勢維持筋を強化し、「健康寿命をのばすこと」を目標に、働ける筋肉を育てることを目的としています。

 

 

筋肉は、運動や良質なたんぱく質の摂取から作られますが、筋肉が付きにくい女性や高齢の方は自分でできることに限度があります。このメソッドは、その足りない部分を手技や商品で補い「筋肉をつくるサポートができたら」という想いから開発されました。

 

“自分でできる”食事改善や運動がベースにあり、そこにプロの技術、プロの商品を加えることで「筋肉を育てる」という新発想メソッドのため、通常の講習会では育筋に有効な筋トレ運動や食育の時間もあるそう。

 

 

この日は、『育筋メソッド』技術体験をすでに受けた方が参加者ということで、理論の座学はなくテーマである「ネック」技術中心に講習が行なわれました。

 

 

 

やってみると意外とできない!筋肉をとらえる技術の難しさ


 

定員は3名と少人数制のため、相モデルでスタート。実際の手技を見ていると、リンパマッサージのように“流す”のではなく、筋肉の起点を抑え筋肉の走行方向に向かって伸ばすイメージであり、ゆっくりと圧を掛ける、力で押すのではなく筋肉を“沈める”など、ゆったりとした動き。一見簡単そうに見えましたが、表層筋でなく、深い位置にある筋肉にアプローチする手技とあって、参加者は「やってみるとできない!」と深い筋肉を捉えるのに苦労していました。

 

 

実はこの技術、腱鞘炎になりやすい方や、ボディは疲れるから苦手だな・・・と感じているエステティシャンでも疲れずに施術できるように、施術者への負担も考えられているのだそう。

 

「弊社お取引先サロンは、設立当初からお付き合いいただいている先生も多く、エステティシャンもサロンのお客様も同じように年を重ねています。これからは美容にプラスして健康も求められる時代。今いるお客様に長く通っていただくためにもおすすめの技術です」

 

とインストラクター田島さん。

 

このような配慮にも、25周年の経験を感じることができました。

 

 

今回のセミナーは、春イベントとして「ネック周り」に絞って行なわれましたが、全身の筋肉にアプローチする『育筋メソッド』セミナーは、通年通して受講可能。しかもマンツーマンで指導しているとのこと。しかもセミナーを受講すると『育筋メソッド』60分のコース体験が4,000円で受けられるため、気になる方は自身で体験してみてはいかがでしょう。

 


取材 永山泰子(美容経済新聞社)
構成 菅井美知子

 

お問い合わせ先 セスコーポレーション株式会社
http://www.cess.co.jp/