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花粉症対策TOP3は「ヨーグルト」「プロポリス」「乳酸菌」

業界ニュース -

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚純晃、以下:インテージ)は、花粉症の対策市場および花粉症罹患状況と対策について分析。その結果を公表した。

はじめに、首都圏を対象に「あなたは花粉症ですか?」と尋ねたところ「自分は花粉症」と答えた人は47%。そのうち、スギ花粉の時期である2~5月に発症する人は95%となった。

また、「自分は花粉症」と答えた人に、直近の発症時の対策として実行したことを尋ねたところ、1位は「マスクをする」の56.5%で全体の過半数が実行。続いて「処方薬」「うがい・手洗い」「市販薬」がそれぞれ、全体の4割程度。
以下、「顏や眼を洗う」「衣服の花粉を落とす」「外干ししない」「窓を開けない」など花粉を「落とす」「入れない」対策が続き、「花粉症に有効な食材」「花粉ブロックスプレー/クリーム」「健康食品/サプリメント」といった食品やグッズの利用率はそれぞれ14%、11%、6%という結果となった。

次いで、花粉症対策としての食材、サプリメント摂取について聞いたところ、6割が取り入れた経験あり。その中で、約半数弱と最も試した人が多かったのは「ヨーグルト」、続いて「甜茶」と、サプリメントよりも気軽で生鮮食材より手軽に取り入れられるアイテムが選ばれていることがわかった。

さらに、花粉症対策に取り入れたことのある食材/サプリメントで効果を感じられたものについて尋ねたところ、1位は「ヨーグルト」で44.7%。2位が「プロポリス」、3位が「乳酸菌」という結果となった。
取り入れ率でトップだった「ヨーグルト」は効果実感でもトップ。取り入れた人の45%の人が「効果を感じられた」と回答した。一方、味や価格のハードルが高いためか、取り入れ率としては低い「プロポリス」だが、試した人の4割に効果実感があるようだ。

これに「乳酸菌」「茶カテキン」のサプリメントが続き、生鮮食材の「たまねぎ」も3割の効果実感。取り入れ率が2番目に高かった甜茶は、効果実感としては26%にとどまっている。

1年で一番寒いこの時期を超えると、少しずつ花粉が飛び始める。昨年、腸内フローラが注目された事により、エステティック業界においても腸活・菌活用製品として「乳酸菌サプリメント」の需要が高まっている。
この時期は、腸活プラス「花粉対策」として、乳酸菌サプリメントを導入してみてはいかがだろう。

<インテージのネットリサーチによる自主企画調査データ http://www.intage.co.jp/service/net
調査地域:京浜エリア(一都六県:東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)
対象者条件:20-59歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出、県別人口構成比にあわせて調査票配信
ウェイトバック:性×年代構成比にあわせてウェイトバック集計
標本サイズ:5816s
調査実施時期:2016年12月26日~2016年12月28日