幹細胞コスメ成分に妥協なし! エステル高級化粧品で世界をめざす
素晴らしい成分を使用していても、確かな効果がなければ意味がない。その思いを実らせ、今年は世界を視野にさらに活躍の幅を広げる西島社長にインタビューしました。
エステティック通信2019年2月号より抜粋
西島 直子 株式会社ジャパンベストヒール 代表取締役
cosmoprof academy卒。CIBTAC、CIDESCOほか整体、カイロプラクティックなどさまざまな師匠につき総数24に及ぶ資格を取得。美容サロン healing force N 設立後も、ハワイ州大学の解剖学研修に参加するなど、化粧品の研究開発に注力する。
化粧品で出す確かな結果。その秘密は原料の質にあり
–西島代表には初めて取材をさせていただきます。
西島社長 今回、エステティック通信に初めて掲載していただくことになり、新たな世界が広がることで新年早々気持ちも華やいでおります。
–まずは、御社についてお聞かせください。
西島社長 弊社は、2009年の小顔とエイジングケアに特化したサロン ヒーリングフォース N の開業から始まりました。開業後もハワイ洲大学の解剖研修に参加するなど、人体について学び続けてまいりました。こうして知識と技術を積み重ねてきた結果、美容と健康の最大の敵は、体の酸化と細胞の衰えであるということを痛感したのです。そこで、抗酸化と細胞活性化に目を向けた化粧品を開発すべく、2010年に株式会社ジャパンベストヒールを設立しました。
化粧品の美容成分が優れていても、その成分を肌の深部へ届けなければ結果は出ません。そこで着目したのが、すべての細胞の起源である幹細胞です。細胞レベルで肌を変えていく働きを持つ、再生医療でも注目されている成分で、美容業界でも数年前からその培養液が話題になっていますね。弊社では2016年に開発に着手し、化粧品製造メーカー約60社にサンプルを作っていただきました。それを自身で試すことで信頼性を確認し、さらにモニター調査なども実施。納得できる製品が完成するまで試行錯誤を繰り返し、2018年に自社ブランドのエステルが誕生したのです。
高級幹細胞培養液セラムで中国美容市場に参入!
–2018年は自社ブランドが本格的に稼働したのですね。
西島社長 そうです。2年もの歳月をかけて誕生した エステル のこだわりは、原料となるヒト幹細胞培養液を惜しみなく美容液に配合している点です。ヒト幹細胞培養液の力が最大限に発揮されるよう、弊社が採用している原料は、国内で流通するもののなかでも高価で信頼性の高いものなのです。一般的に、1滴でも配合されていれば幹細胞培養液配合の美容液と呼ばれるのですが、少量では肌への効果は期待できません。より結果を出しやすい化粧品を作り出すため、成分の配合率や、そのほかの成分にも一切妥協はしませんでした。美容クリームにおいてはヒト幹細胞培養液を60%配合、美容液にはヒト幹細胞培養液にくわえ、4種の植物性幹細胞配合など、惜しみなく使用しているのです。
原価が高いため価格も高価になりますが、原価を抑えて手頃な物を作りたくはありません。また、低価格で使用感も優れた化粧品が簡単に手に入る素晴らしい時代ですが、原料の出所が不明なものを扱うのは私のポリシーに反します。満足な結果を出せるもの、安心して使える処方がマストなのです。おかげさまで、私たちの徹底したこだわりは、ヒト幹細胞培養液配合コスメの本質を知っているお客様や、美容医療にくわしい先生方からも高く評価していただいております。
–安全面においても徹底されているのですね。
西島社長 安全であることは化粧品メーカーの責任でもあります。ですので、弊社の製品はすべてメイドインジャパン。原材料のみならず、製造工程や品質管理まで、安全と高品質にこだわっております。さらに、これまでに7,000人ものお客様の肌に携わってきた実績もあります。知識や技術を磨くだけでは得られない現場での経験の数々も、高い安全性の根幹となると考えております。
–こだわった製品が世に出て、手応えを感じていらっしゃるのではないでしょうか。
西島社長 化粧品事業を本格的に開始し、新たな一歩を踏み出せた年でもあり、私たちの取り組みが美容業界で認められた実感を持てた年でもありました。それを助走として、2019年はさらに自社ブランド化粧品の販売を強化していきたいですね。
その第一歩が、中国の美容市場へのさらなる参入です。といいますのは、エステル 販売開始後、国内ではもちろんですが、中国人の方々からの注文が大量に入ったのです。これは国内だけでとどめていてはならない!となり、中国のPR会社と提携し、香港のセレクトショップでの販売も行なうようになりました。アジアの美容市場が急成長しつつある今は、弊社にとってはまさに追い風となります。香港展開を皮切りに、世界的な知名度を持つ化粧品へと成長させたいですね。