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世界に認められた品質を “本物”にするための 世界一の人材を育てたい

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小島 真一 株式会社フェースビューティ 代表取締役

 

価値観・幸せを共有し100年に向けた第一歩を

 

創業30周年を迎えた2017年は、これまで変わらずに取り組んできた、女性を美しくするための飽くなき追求と、その成果を詰め込んだ商品の提供、そして“人づくり”の重要性を再認識した一年となりました。

 

そのきっかけは、弊社オリジナル成分「フェース生コラーゲン」「フェースゼラチンコラーゲン」の技術が日本を皮切りに、台湾、アメリカ、EU、中国、そして昨年、韓国でも特許を取得したこと。出願した国すべてで特許権が認められ、名実ともに世界特許ブランドとしての地位を確立できたのではないか。ならば、この世界に一つしかない技術を用いた角質層内ラメラ美容法を世の中へと送り続け、真の美しさを提供するために、この素晴らしい商品に見合う“人づくり”をしなければならないと思うのです。そのためにもこの世界に誇れる商品を軸に、全従業員と何のために働き、どんな人生を送るのかといった価値観の共有に努めていきたいと考えています。これがしっかりとできている組織は、発せられる言葉や方針に対して皆が同じものをイメージすることができる。今、私はこの会社を100年続く“本物の企業”にしたいと考えています。

 

では、一流とは、本物とは何か。それは売上や規模ではなく、やはり“人”だと思うのです。人として当たり前のことをコツコツと継続して積み重ねることは簡単なようでとても難しいものです。ということは、それをやり続けられる力と精神力があれば突き抜けていくことも不可能ではないはずです。常に自分を磨き続け、お互いの足りない部分を補い合える、そういう人と組織を作っていきたい。それが創業100年へ向けての目標です。

 

スキンケアを通じて価値ある人生の提供を

 

また同時に、2017年は弊社の独自成分である『フェース生コラーゲン』の新たな可能性について考えさせられた一年でもありました。事の発端はフロリダにある某大学メディカルセンターから「闘病生活を送る患者さんのQOL(生活の質)向上のために化粧品を使わせてほしい」という依頼を受けたことからはじまります。聞けば、がん患者の多くが外科的手術や抗がん剤・放射線などの治療による肌の乾燥やダメージに悩まされており、弊社の化粧品を使用することによって、そうした人々の苦痛や悩みを軽減し心穏やかな毎日をサポートしていきたいというのです。

 

現地でこの話をおうかがいした時、私は「病院でのこうしたお悩みや事例に弊社の化粧品がお役立ちできる」ということに衝撃を受けました。ところが日本に戻り、周囲にこの話を伝えると、直営サロンなどから「うちにもそういう事例がありますよ」と、闘病後の肌荒れやダメージを弊社の化粧品で癒し、笑顔を取り戻したという喜びの声が寄せられたのです。それには本当に驚かされました。そしてこうした方々のお役に立ちたいという想いもさらに加速しました。肌に何らかのトラブルや悩みを抱えながら生きている方々に、自分らしく価値ある人生を送るためのお手伝いをさせていただくことも、弊社の存在理由の一つなのではないかと思うようになったのです。

 

自分らしく価値ある幸せな人生を送りたいという人々の願いを、スキンケアとエステティックを通じてかなえたい。2018年は、まずこの価値観を共有し、当たり前のことを積み重ねる人間力を育てていきたい。その取り組みが幸せへとつながっていくものと信じています。

 

 

小島 真一 SHINICHI KOJIMA
株式会社フェースビューティ 代表取締役
1996年株式会社フェースコスメティックに入社。グループ会社分割合併により2006年株式会社フェースビューティ代表取締役就任。「FAITH=誠実」の理念のもと、常に誠実な対応と、真の美しさの実現を追求し続けている。