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住友商事グループ 欧州にて化粧品素材ビジネスに参入

業界ニュース -

住友商事株式会社(取締役社長:中村邦晴)と住商ファーマインターナショナル株式会社(取締役社長:寺脇良樹、以下、両社総称して住友商事グループ)は2015年4月13日(月)、欧州で医薬品などの販売を行う住友商事子会社のサミット・ファーマシューティカルズ・ヨーロッパ社(英国ロンドン)を通じ、協和発酵バイオ株式会社の欧州子会社であるKyowa Hakko Europe GmbHから、同社の化粧品素材事業を譲り受け、欧州における化粧品素材ビジネスに本格参入すると発表した。

同事業は、ドイツを中心に欧州、中近東およびその周辺地域で展開しているもので、今回、ヘアケア・スキンケア用の各種ビタミン、保湿剤などの化粧品素材の営業権などを譲り受ける。

欧州市場への本格参入により、出資先のプレスパース社やコスモテック社とのシナジー効果を狙う。欧州の事業基盤を獲得することで、欧州系化粧品メーカーへの販路の獲得、更に米系化粧品メーカーの欧州工場へのサービスを強化し、取引拡大を図る計画。また、プレスパース社およびコスモテック社の主要取引商品の高機能素材に、同事業の取扱商品が加わることで、住友商事グループとしての商品ポートフォリオ拡充に繋げていきたい考えだ。さらに、各事業会社間の連携をより強化し、素材メーカーと協業し、顧客ニーズに基づいた素材の開発および提案を積極的に行っていくとしている。

関連URL 住友商事HP