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エステサロンの『セカンドオピニオン』

アナリストコラム -

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エステティック通信編集部では、メーカー様や協会団体様など、様々なセミナーを取材させていただく機会が多くあります。

その中で少し気になるのが『エステティシャンの知識不足』です。ここでいう知識は、基礎的なものではなく、新しい施術に関して。
例えば、海外のエステティックは国家資格として認められ、その分施術できる権利も与えられています。ですが、残念ながら、日本のエステティックは国家資格ではありません。となると、できる施術も限られてきます。出血が伴うような施術は、もちろんNG。ですから、例えばセミナーで海外の施術が紹介されていたとしても、それらの施術の全てが日本で取り入れらるわけではありません…。

出版社では、様々な方から沢山の情報が入ってきます。出血や腫れを伴う海外の施術対し「日本ではどこまで認められているのですか?」という質問が出たことに驚きと衝撃を受けました。
そこで、オススメしたいのが エステサロンの『セカンドオピニオン』。通常『セカンドオピニオン』とは、今まで掛かっていた医師と違う医師の診断を仰いでみるという意味で使われていますが、ここでは「今関わっているメーカー以外の意見を聞いてみる」という意味で使用させていただきます。

医師や、国の機関・他メーカー・ディーラー・もちろん、私達専門誌の出版社も、ひとつの意見ではなく、様々な意見や情報を集め、お客様を守ることを最優先で考えていただけたらと思います。