サイエンスとエステの融合 SLENDA GINZA のプログラムメニューを体験!
タレントの渡辺直美さんがブランドアイコンをつとめる、全身脱毛サロン「KIREIMO」を展開する株式会社ヴィエリス(東京都港区)が、新コンセプトのサロンを展開。その1号店となる「ボディメイク・サイエンスエステサロン SLENDA GINZA」銀座本店が、2019年2月16日(土)にオープンとなりました。
サイエンスエステとは、遺伝子情報に基づき理想のカラダに導く「パーソナライズ・プログラム」のことなのだそう。興味津々です。早速、先行体験会に参加してきました!
こちらは通常バージョンの赤ヨンア!
サロンは、銀座数寄屋橋交差点から有楽町方面に向かって徒歩7分ほど。沖縄物産館わしたショップの裏手にあるビル7階にあります。
エントランスをくぐると目に入るのは、ブランドアイコンであるモデルのヨンアさんのポスター。イメージポスターは、背景がすべて赤ということですが、銀座本店は特別に白のヨンアさんがお出迎えしてくれます。これは外せないPHOTOスポット! SNSにもたくさんアップされそうですね。
遺伝子検査は1時間で結果が出るスピード!さすがサイエンスエステ!
まず、お客様全員が遺伝子検査からスタートします。大きな綿棒のような検査キットで内頬の粘膜に左右10回ずつクルクルと滑らせてエステティシャンに渡します。これまでの遺伝子検査といえば、サロンか自宅で検査キットを受け取り、粘膜(唾液)を取りまた送って…と、結果が出るまでに1週間から10日ほどかかっていました。でも、SLENDA GINZAでは、サロン内にある機器でなんと最短1時間で結果が出るそうです。これはすごいですね、画期的といってもよさそう。
数々の施術やサロンを経験している編集部まるこも、今回は興味津々!
結果を待つ間に、遺伝子や機器についての説明をうかがいました。
SLENDAの遺伝子検査は、ラジオ波(RF)・吸引・キャビテーション・EMSなど、体質に合わせタイプ別で「より効果が出やすい機器」が選択されるそう。機器中心に痩身メニューを作るサロンが多いなか、斬新ですね!
さらに、会員専用アプリを使った管理栄養士による食事指導、体質別サプリメントなどもあり、人生最後のダイエットとして内外からアプローチしていきます。
3Dボディスキャナーで現実をみてもらう!
説明後は、3Dボディスキャナーでサイズを計測。円形の台に乗ると、赤外線でボディ全体を360度から撮影され、全身を3D映像化していきます。
自分の裸を後ろから見る機会ってなかなかないので、大抵、お尻や背中のお肉にショックを受けるそうです。
「お客様には現実と向き合っていただきます。メジャーで測るよりも正確でごまかしが効かないですからね!」
と、エステティシャンの谷口さんはばっさり。ショックを受けるぶん、「きれいになるぞ!」と、モチベーションにつながりそうです。
そうしているうちにあっという間に1時間が経過し、気になる遺伝子検査の結果が出てきました!
タイプがわかったら具体的な機器や施術内容も決定します
SLENDAの遺伝子検査では、太りやすさを12段階に分け、うさぎやパンダなどそれぞれ動物に見立てたオリジナルキャラクター別にタイプ分けしています。同行した編集部のまるこは、3番目に太りにくい犬タイプ。私は7番目の、うさぎタイプ。この結果は「糖質代謝に関わる遺伝子」「脂質代謝に関わる遺伝子」「筋肉のつきやすさに関わる遺伝子」の評価で決まります。
うさぎタイプの私は、糖質をとると太りやすいということで、糖質の吸収を抑えるサプリ「SLENDA Carbo-」と、間食や食欲をコントロールする「SLENDA Yoku-」、筋肉を付けるための栄養補給や、置き換えダイエットとしてもオススメの「SLENDA Beauty+」の3つサプリメントが効果的とのことでした。
人生最後のダイエットだからこそ、コースでがんばる覚悟がいる
遺伝子検査の結果がわかったところで、いよいよ施術に入ります。
通常お客様は、初回はこのカウンセリングまで。「人生最後のダイエット」として結果出しにこだわったSLENDAのプログラムは、1回のみの体験コースを設けていないようです。
お客様の現状と、なりたいカラダに合わせて、2カ月・3カ月・6カ月のコースを組み、施術内容も「初回はRFとキャビテーション」「その次はRFをメインにハンドマッサージ」というように、マシンと施術の組み合わせは、遺伝子検査の結果を元にすべてプログラム化されているのだそう。その人の体質に合うよう、効率的にマシンを使いながら、結果を導き出すというわけですね。
サロンには、男性の整体師も常勤しており、ゆがみのケア・機器・ハンドマッサージを組み合わせることで、理想のボディラインを作り出すそう!これも、今までにない発想ですね。
太りやすい「犬タイプ」の編集部まるこが施術に挑戦!
犬タイプのまるこは、「キャビテーションが最適」ということだったので、「片脚ずつ、おすすめとおすすめじゃないものをやってみようよ」ということになりました。
左側にはキャビテーション、右側には吸引+RFをかけてもらうことに。
キャビテーションをかけた脚は、腰幅や太ももの幅が狭くなり立体的で筋肉を感じさせる仕上がりに。これにはまるこ本人も大満足。
逆に、おすすめではなかった吸引+RFの方は、ヒップトップは上がったものの、お肉が柔らかくなった分だけ、おモチのように外側に広がったように見える結果に。これには私もまるこも唖然としました。遺伝子検査、恐るべし!
誕生は、エステだけでは美を生み出せないシビアな現実から
最後に、このような斬新なサロンが誕生した理由を、統括マネージャーでマナーOJTインストラクターの尾崎さんにうかがいました。
「弊社の経営理念は、すべての女性をもっときれいに。これはエステティックだけでは難しいと思い、整体や食事管理、栄養指導、遺伝子検査などを組み合わせることにしました。また、お客様のエステティックに対する不満を集めたところ、衛生面が気になる・結果が出てもリバウンドしてしまう・長期間通わなければならない・高い などがあり、それらを解消したサロンを作りたいと思いました。SLENDAは、目標を達成でき、卒業のあるエステティックサロンです。これからも より理想に近づけるために、つねに進化し続けお客様に今ある最高のものを提供していきたいと考えています」
すべての女性をもっとキレイに。この目標を達成するために、今後は、エステティック以外の展開もあり得るそうです。SLENDA GINZA初の卒業生は、最短で2カ月後に誕生する予定。今までのエステティックの在り方をガラリと変えた経営方針を持つだけに、今後も注目していきたいですね。
取材・文 永山泰子(美容経済新聞社)