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「年末年始をはさむと肌荒れが気になる」肌ケア調査から見えること

業界ニュース -

脱毛・フェイシャル・痩身エステを行なう総合エステティックサロン ジェイエステティックは、全国の20~30代女性を対象に、「お肌のケア」に関する意識調査を実施、その内容を公表した。

 


はじめに、「年末年始のイベントによる不規則な生活で肌荒れは気になりますか?」と質問をしたところ、約6割が「気になる」と回答した。

 


12月は空気の乾燥も急激に進む上、休暇中の仕事調整で残業が増える時期。さらに、クリスマスパーティや忘年会などで食生活も乱れるため、お正月太りのみならず、肌荒れ・肌疲れも気になるようだ。

 

次に「忙しい期間は普段よりも入念なケアを心掛けていますか」と質問したところ「心掛けている」と回答した方が73.4%と意外にも高い結果となった。一方で「自分に合ったお肌のケアの方法を知っていますか?」という質問については「知っている」と回答した方は29.1%と約3割未満となり、かなり低い結果となっている。

 


このことから、パックなどで”なんとなく”プラスケアをしているものの、それほど効果が感じられていないのでは?と推測される。

 

また「肌ケアのアイテムはどのようにして知りましたか?」という質問に対しては、第1位「友人、知人からの紹介(29.7%)」、次いで「Webの広告(18.4%)」、「テレビのCM(17.6%)」と続く。さらには話題の「Instagram(13.2%)」や「YouTuberの動画(7.3%)」なども情報源として利用されていることがわかった。

友人・広告など“誰かにすすめられて”同じアイテムを使ったとしても、さほど効果が感じられていないようだ。

 

 

 

年明けにエステサロンが打ち出すべき施策とは?


 

この結果から、お正月明けのキャンペーンとして「正月太り解消」に加え、「腸ケア+オートクチュールスキンケア」を提案したい。暴飲暴食で疲れた「腸」をケアし、自分の肌タイプや肌荒れの原因を知り、個々に合ったスキンケアをおすすめすることで、店販品の売上アップやコース契約につながる率が高まるのではないだろうか。



さらに新年は、情報源の4位・5位にランクインしたInstagram・YouTuberを積極的に利用する計画を。

 

エステティックサロンではInstagramは、ビフォーアフターの写真を掲載するなど比較的利用されているように思うが、YouTube動画はまだまだ有効活用されていないように思う。新年の目標として、スタッフの「スキンケアチャレンジ!」など、動画サイトを利用してみてはいかがだろう。

 

 

【調査概要:お肌のケアに関する意識調査】
調査日:2018年12月6日(木)~2018年12月7日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,319人
調査対象:全国20~30代の女性
モニター提供先:ゼネラルリサーチ


文 永山泰子(美容経済新聞社)

 

 

関連サイト ジェイエステティック
https://www.j-esthe.com/