ファスティングの強い味方!おかゆ専門店 カユゾー(CAYUZO)に行ってみた!
2018年11月5日(月)池尻大橋におかゆ専門店『カユゾー(CAYUZO)』がオープン!巷で話題になっているので、もうご存知の方もいるかもしれませんね。
カユゾー(CAYUZO) 東京都目黒区大橋2-22-3Mビル1F 7:00-20:00(予定)/定休日:日曜(予定)
エステティック業界で「おかゆ」と言えば、ファスティングを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?。ファスティングを効果的に行なうための前後食に、重湯やおかゆが取り入れられています。編集部にもファスティングやライスティングの経験者が多いため、オープン前から話題に。いったいどんなお粥が食べられるのか、ファスティング中にも通えるのか、そして美味しいのか、確かめるために取材に行ってきました!
食のONとOFFを、おかゆでプラスマイナスゼロに戻してもらえたら
池尻大橋駅は、渋谷駅から田園都市線で1駅。お店は駅から徒歩3分ほど、大通り沿いにあるのですぐにわかります。店内は白を基調としており、シンプルながら清潔感があり優しい雰囲気。カウンター席もあるため一人でも気軽に入ることができます。
実はこのカユゾー、ナイフやフォークを使わずに魚介類を食べる“手づかみシーフード”を日本に取り入れた近藤 学さんのお店。近藤さんがおかゆ専門店を仕かけた背景には、旅行で訪れた香港とハワイの食生活があるそうです。
香港の朝食はお粥が主流、しかも外食が基本。1日のはじまりがこんなにパワフルなのか、と思うくらい食卓に活気があったそうです。一方、ハワイで立ち寄ったオーガニック専門のスーパーマーケットは、品揃え豊富で圧倒的な規模だったそう。現代の、非日常的で豪華な食体験の裏側で、ヘルシーかつ罪悪感の少ない食カルチャーが確実に求められていることに気がついたといます。
「健康や美容嗜好の高い方は、自然と健康的なものをどんどん日常に取り入れると思います。ですが、一般の方は飲み過ぎて二日酔いになったり、脂っこい食事が続いてしまうことがある。そんな方でも気軽に取り入れられる外食をめざしました。食のONとOFFを、おかゆでプラスマイナスゼロに戻してもらえたらと思います。海外では、朝からにぎやかに外食するのは普通ですが、おかゆ自体が胃に優しいので、食べ過ぎてしまうことがない。実際、朝ごはんをおかゆにすることで、体の軽さを感じるのは僕が実証済みです」と近藤さんはいいます。
ファスティングは、ダイエットのほか、胃や消化器官を休めることも目的なので、通ずるものがありますね。
さて、気になるお味は・・・
メニューを見ながら二人で相談。シンプルなお粥は290円から、ドリンク・サラダ・一品料理・デザートのセットは740円と、お値段も優しさ満点!メニューも和と中だけでなく、アボカドやアラブ調味料などを使ったものや、ゴロッと角煮が乗ったガッツリ系お粥もあり、あらゆるおなかの要求に応えてくれそうです。
そしてもちろんお粥に欠かせないトッピングも豊富!
もう少しメニューを詳しく紹介すると、梅・しらす・焼き鮭・野菜の煮込み・刻みいぶりがっこ・ボイルエビ・明太子など、準備食・回復食期でもOKな野菜と魚介メニューも多く魅力的!ファスティング前後に「ようやく食べられる、友達と外食したい!」という時におすすめです。
お米は秋田の「めんこいな」を使用。粒がしっかり、食べ応えあり!
相談の結果、はじめはファスティング中でも食べられるベーシックな白がゆ(290円)をオーダー。粒が大きく粘りが少ない秋田のブランド米「めんこいな」を使用し、鶏出汁・貝柱出汁・生姜で炊いた優しいお味。出汁が効きつつもあっさりとした薄味です。ファスティング前後食としてもOKな軽さながら、お米の“粒感”がしっかりあるため満足感アリ!シンプルだから物足りない?と思っていましたが、お米大好きな日本人なら十分満足できそうです。
お米の味がしっかり!白粥「ベーシック」
次に、ジビエ好きな編集部Mの希望で、スパイシーラムを選びました。「女性だけでなく、男性にも食べて欲しい」というメニューだけあって、けっこうボリューミー!クミンで炒めたラムとパクチーがエスニックな味付けとなり、とっても美味しかったです(ファスティング中にお肉はNGですけどね!)。
「スパイシーラム」
今後は、お客様の反応や要望を見ながらメニュー内容も変化していくそう。季節のメニューやケータリングなども考えているそうです。さっそく、年明けには「七草がゆ」も提供予定とのこと!これはファスティング予定の方には朗報ですね!私とMは、これを機会にまたライスティングやファスティングを計画しようか、という話になりました。
プレオープン中からリピーターがつく程の人気をみせているお粥専門店。ぜひみなさんも足を運んでみてください。おすすめです!
取材・文/永山泰子(美容経済新聞社)