AEAが『第9回定時社員総会』を開催
一般社団法人日本エステティック業協会（東京都千代田区、理事長 天辰文夫）は、2018年6月12日（火）都市センターホテルにて『第9回定時社員総会』を開催した。
開会の挨拶で、天辰理事長は「職業評価シートが完成したのは画期的な事だと思う。ガイドラインが出たということは、ある意味エステティック業を一つの職種として認めていただいたとも言える。特に我々の団体は経営者が集まっているので、どうやって業界に活用していくのか考え導入していくのが大切。現在、エステティックはあまり景気が良いとは言えないが、海外からのインバウンドや総合リゾート施設ができるなど、日本のエステティック環境が整ってきた。これからはAEAとしても、他の協会と一緒に業界としても頑張っていきたいと思う」と、新たな動きに対する意気込みを語った。
■総会では、4つの議案について審議が行なわれ、全て賛成多数で可決
総会後の特別講演では、第一部で「消費税の軽減税率制度について」というテーマで、東京高税局 課税第二部 消費税課 軽減税率制度係 上野公平氏を講師に招き、平成31年10月より変更される消費税について、仕入れ・売上げ・申告の際の税率に関して具体例を交えて学んだ。
サロンワークにおいて、8パーセントの軽減税率の対象は少ないと思われるが、ペットボトルの水の販売や、会議で出すお弁当など“仕入れ”の際に関わるものもある（不明な点は、国税局の専用ダイヤル0570-030-456（平日9:00～17:00）にて質問を受け付けている）。対応レジに変更する際にも補助がでる制度があるため（管轄：中小企業庁）制度導入前にしっかりと学ぶ必要があると感じた。
第2部では、「エステティック業の職業能力評価基準の概要とその活用について」というテーマで、厚生労働省 人材開発統括官 能力評価担当参事官室 職業能力評価推進係長 菊池勝克也氏を講師に招き、他業種の例を含めた評価基準活用法をレクチャー。次いで、同協会 副理事長で株式会社テシオ 代表取締役 須藤政子氏が登壇。言葉を簡略化しレベル4をレベル5まで設定する等、よりエステティックの現場に落とし込んだ「評価基準活用法」について、須藤氏のサロン経営者時代の経験を踏まえて紹介した。
■懇親会では「第3回感動エステティック体験レポート」表彰も
同日行われた懇親会では「第3回感動エステティック体験レポート」にて優秀賞を受賞した田端彩花さん・御園生君枝さんの作文が紹介されると共に、天辰理事長より賞状と副賞が送られた。
お問い合わせ 一般社団法人日本エステティック業協会
TEL：03-6272-6154
