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脱毛ラボが上場子会社に、ドクターシーラボが買収

業界ニュース -

メディカルコスメの企画販売を行うドクターシーラボ、メディカルエステを運営するシーズラボを傘下にもつ株式会社シーズ・ホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長 石原智美、以下シーズ)は、2017年11月16日(木)開催の取締役会において、「脱毛ラボ」を運営する 株式会社セドナエンタープライズ(東京都港区、代表取締役 藤澤学、以下セドナエンタープライズ)の株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。

買取額は40億1000万円。これによるシーズへの業績に与える影響については、現在精査中としている。

セドナエンタープライズは、首都圏のほか、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市といった大都市圏を中心に美容脱毛サロン「脱毛ラボ」や、痩身・フェイシャルサロンを全国で65店舗展開するエステティックサロン・チェーンで、シーズが訴求できていない20代から30代前半を中心に業績を拡大させている。

さらに、セドナエンタープライズは、これまで認知度向上を目的として広告宣伝に先行投資してきたため、現状債務超過となっているものの、効率的な店舗管理方法の構築、Web マーケティングの積極化並びに物品販売の開始により、直前期では大幅に収益性が向上している。

今回、セドナエンタープライズの株式を取得し、子会社化することで、短期的には、新たな企業の連結によるシーズの業績の向上はもちろんのこと、管理面においては効率的な店舗開発・管理方法の共有や店舗スタッフ、エステティシャンの採用・教育の連携によるシーズのエステサロン事業の基盤の強化、収益面ではドクターシーラボ事業の化粧品開発のノウハウを導入することによる若年層向け化粧品ブランド開発及び販売に伴う売上高の拡大などのシナジー効果を見込んでいる。

シーズは、2016年2月1日に株式会社シーズ・ラボを子会社化することにより、エステサロン事業を新たな事業セグメントに加え、事業領域の拡大による業績の向上を目指してきた。こうした方針のもと、物品販売の強化、ドクターシーラボ事業との連携により、業績の伸長に成果を上げる一方で、さらなるエステサロン事業の拡大を加速させるためには、新たな顧客層の開拓、店舗開発の強化、エステティシャンの確保・育成が課題と認識していた。

●関連サイト
株式会社シーズ・ホールディングス 企業サイト http://ci-z-holdings.com/
脱毛ラボ 公式サイト https://datsumo-labo.jp/