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国際健康美学会『第14回学術教育研究会』開催

業界ニュース -

NPO特定非営利活動法人 国際健康美学会(東京都中央区、理事長 村山静江)は、2017年9月1日(金)学士会館(東京都千代田区)にて、『第14回 学術教育研究会』を開催した。

今回は、「健康で美しく生きる~心と身体のあり方~」というテーマで4つの講義が行われた。

始めに、健康自立支援「げんきはうす」代表 内田直美氏より「自分らしく 美しく」と題し、健康美を支える栄養と運動に関する講義が行われた。
管理栄養士で健康運動指導士でもある内田氏は、健康診断の結果や「いつまでにどうなっていたいか」を加味した食事・運動を指導。研究会では、指導例や変化の過程を紹介した。

次に、株式会社チームウェル 代表取締役副社長 遠藤恵子氏より、自身が介護支援を行っている「今どきのお年寄り」に関して、写真を交え紹介。90才を超えてもなお、過去ではなく“将来”を考えて行きている前向きな姿を、今どきの若者ならぬ“今どきのお年寄り”の新しい姿として紹介した。

後半では、韓国 仁川才能大学校ビューティーケア科学科長で、韓国美容健康学会理事・韓国メークアップ美容師会理事 李珠美氏を講師に迎え「中年男性の美容管理行動が身体的魅力知覚、自己尊重感、対人関係性向に及ぼす影響」に関する講義が行われた。

韓国人男性は、メイクや整形など日本人男性に比べ美や美容ケアに対する意識が高い。実際、どのようなケアにお金を掛け、それが対人関係や自己尊重感にどのような影響があるのかを、アンケート結果から読み解いた。

最後に、昭和大学医学部大学院兼任講師・医学博士で、株式会社村山 代表取締役である村山舞氏より、健康で美しくあり続けるためにセラピストとして出来ることを紹介。

肌やボディケアだけではなく、お客様の話をしっかり聴くことでリラックスできる環境と関係性を作ることの大切さを説いた。

全体を通して、高齢化が進む現代日本において、健康寿命を延ばすことの重要性を再認識した研究会となった。

●お問い合わせ先
特定非営利活動法人 国際健康美学会
TEL:03-5652-5888
FAX:03-3639-8460
http://www.iscohb.or.jp