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女性が結婚後も仕事を続けたい理由は

業界ニュース -

働く女性向けWebマガジン『Woman type』を運営する株式会社キャリアデザインセンター(代表取締役社長兼会長 多田弘實)は、2015年5月21日~25日に、転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type( http://womantype.jp/?prt )』サイト読者へ結婚後の仕事についてのWebアンケートを実施。その調査結果を公表した。

「あなたは過去に、『専業主婦になりたい』と考えたことがありますか?」と聞いたところ、52%の人が「はい」と答えた。その理由を見てみると「母親が専業主婦だったので」、「子供のころは親が働いていたので、家に帰ったら母がいるというのに憧れがあった」といった、育った家庭環境に影響を受けている人が目立った。
一方で「仕事のストレスから解放されたかったから」、「忙しすぎる毎日に疲れ果てた……」など、一時的に働くことから逃げるための手段として考えたという正直な意見も。

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続いて、「あなたは現在、『専業主婦になりたい』と感じていますか?」と質問したところ、「はい」と答えたのはわずか27.4%と3割弱。
具体的に聞いてみると、「相手に何かあった時、金銭的にも精神的にも相手を支えたいし、自分の身は自分で守りたい」、「生活費を自分以外の人に頼るのは現実的ではないから。リスクが大き過ぎる」など、結婚しても自分の収入を得たいという答えが多数。

また、同じくらい多かったのが「仕事をしている方が日常にメリハリがあると思った」、「仕事をして、誰かの役に立ちたい。好きな仕事をして社会貢献したい」といった意見。収入を得るための手段というだけでなく、やりがいや面白みなど「仕事をすること」そのものに意義を見出している女性が多いことが伺える。
かつては「妻は結婚したら家庭に入って家を守る」ことが当たり前でしたが、時代の流れに伴って、女性の仕事に対する意識は変わってきているようだ。

【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2015年5月21日~25日
●有効回答者数:277名
●取材・文/小方七海(編集部)
●参照元記事: http://womantype.jp/mag/archives/58857?prt