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業界ニュース -

医療・美容

公益財団法人日本エステティック研究財団
理事長 関東 裕美

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 高齢化社会が進む中、我が国でも老若男女に関わらずエステティック需要が今後も拡大してくるものと思われます。様々な皮膚条件の方が利用するようになるわけですから、エステティシャンは安全性への配慮、脆弱皮膚への配慮が備わって初めてその技量が発揮できるというものです。
 当財団は、平成4年5月に設立(現厚生労働大臣許可)され、平成25年4月より公益財団法人(内閣総理大臣認定)に移行し、現在活動しております。身体に直接触れるエステティック施術がより健全なものとなるように調査研究を続け、その成果を基にした研修を今後も企画して参ります。
 エステティシャン教育を充実させることで消費者被害の防止を図り、公衆衛生の向上及び消費者の利益保護に寄与するように努めたいと考えております。

 近時、消費者の感染症への関心が高まっておりますが、エステサロンにおかれては、感染予防対策を今一度見直し、各自の感染予防への取り組みを促す必要があります。当財団では、衛生環境向上のために「エステティックの衛生基準」の普及を徹底するため、どなたでも受講できる「エステティックの衛生基準」修得のためのeラーニングを開設するとともに衛生管理マネージメントについて解説した「エステティックサロンの衛生管理ハンドブック」を用意してありますのでぜひご利用下さい。
 スタッフの方はもとより利用者皆様への安全で衛生的なサービス提供にお役立ていただきますようお願い申し上げますとともに、さらなるエステティックの発展を祈念しております。