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グランプリサロン決定!「エスグラ」ファイナル完全レポ

業界ニュース -

先日に引き続き、2018年7月5日(木)パシフィコ横浜 国立大ホールにて『第8回エステティックグランプリ グランプリファイナル』が開催され、終結となった。

 

 

オープニングアクトに続き、セミファイナルを勝ち抜いた3サロンによるフェイシャル技術競技が行なわれた。手技は、規定技術がないため三者三様。フェイシャル審査は、セミファイナルの点数と来場者による投票の点数を合わせ競われるということもあり、それぞれの手元が3面スクリーンに映し出されると、来場者はみな真剣な眼差しで食い入るように画面を見つめていた。

 

次いで行なわれたプレゼンテーション部門では、内容を一新。これまではサロンワークを通してぶつかった壁やその壁をどう乗り越えたかなど、精神面を中心とした内容のプレゼンテーションであったが、今大会からは、ビジネスでも参考になるような内容をプラス。離職率1/4までに引き下げた改革例や、スタッフの希望により機器施術からオールハンドに切り替えたことで、顧客単価を10倍までに引き上げた例など、エステティック業界以外から見ても、学びの多い内容となった。

 

 

■見事グランプリに輝いたのは産休経験者のエステティシャン!

 

●フェイシャル技術部門

Natural Beauty Labo セカンド 烏丸店 福永法子さん

 

●プレゼンテーション部門

アンジェラックス 表参道店

 

●顧客満足サロン部門(モニター調査結果より)

ピー・ブリエ サカエ店

 

フェイシャル技術部門グランプリ を受賞した福永さんは、「子どもを2人出産し、エステティシャンとしては異例だと思いますが1年間の育児休暇を取らせていただきました。産休を含めて1年半のブランクは大きく、手技に自信が持てなくなり退職を考えたこともありましたが、辞めなくてよかった」と、喜びを語った。

 

 

大会最後、三谷理事長は「女性が多く活躍するこの業界において、エステティシャンは、生涯現役として輝き続けることができる職業。結婚・出産・育児とさまざまなステージがあるため、女性が社会に出て活躍することは覚悟と勇気がいること。しかし、身に着けたスキルは、自立を助け、活躍できる後押しになるもの。そして女性が生き生きと働く姿は、子どもたちの希望となり、日本を元気にする可能性に満ちあふれている。女性が活躍できる、日本が誇れるこの産業を今後もつなげていきたい」といった内容をスピーチし、会場からは大きな拍手が送られた。

 

エステティシャンを応援する大会として、今年も新たな進化をみせたエステティックグランプリ。今後の展開にもますます期待が持たれる内容となった。また、出場エステティシャンのこだわりや成功事例はぜひ注目すべき具体的なものであったことも見逃せない。

未体験のエステティシャンやサロンはぜひ注目してほしい。

 


 

お問い合わせ 一般社団法人エステティックグランプリ 事務局
TEL:042-634-9003(平日10:00~18:00)
http://www.esgra.jp