『第3回 セラピストコンテスト』金賞が決定
一般社団法人エステティックセラピスト協会は、2017年3月8日(水) たかの友梨レインボービル レインボーホール(東京都渋谷区)にて『第3回セラピストコンテスト』を開催した。
セラピストコンテストは、技術のレベルアップの一環として開催。セラピスト実績1年以上2年未満のジュニアセラピスト部門と、2年以上のエステティックセラピスト部門に分かれ、日頃磨き上げてきた心と技が披露された。
競技は、ジュニアセラピスト部門・エステティックセラピスト部門とも、論文に沿った工程で「フェイシャルトリートメント」を披露し、(1)セラピストとしてお客様への気配りができてること(2)モデルの体調や肌の状態に合わせた粧材及び手技を用いて施術を行えていること の2点を基準に審査が行われた。
厳選なる審査の結果、見事金賞に輝いたのは、ジュニアセラピスト部門 村井愛理さんと、エステティックセラピスト部門 厚地悠さん。
閉会の挨拶の中で、同協会会長である、たかの友梨氏は「ジュニアセラピスト部門は、3回目とあってしっかりとトレーニングされており、みんな満点になってしまうほど技術が向上していた。そんな中でも賞を取った方は遠くから見て大きな動きができていた。個室での施術であっても大きな動きで施術するよう心掛けていただきたい。」とアドバイスした。
また、エステティックセラピスト部門に対しては「パラフィンパックを行った方のモデルさんに赤味が出ていた。大会の為に考えたコースでも、当日のお客様の肌を見て変える位のケアをすることが重要。たとえ、習った手技は顔だけにパックをするものだったとしても、デコルテまで塗るなどの応用が必要。今回金賞を受賞した方は、金箔コースを濡れたコットンでケアしており、これはとても良いアイデアだと思った。教わっているからここまで良いのか?やっぱりここまで塗ろうと、自分で判断して施術して欲しい」とコンテストであってもお客様(モデル)を第一に考えることの重要性を説いた。
また、次回開催に向けて「社内コンペでは意味がない。色々なセラピストが出場する中で1位になることに意味がある」と、今後は積極的に他店のセラピストにも参加して欲しいと語った。
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