働く女性の3人に1人が低体温
2016年9月15日(木)に発足した「腸温活プロジェクト」は、首都圏に住む20~40代の有職女性600名を対象に「低体温」「冷え」「朝食」について聞いた『働く女性の「体温と朝食」に関する調査』を実施、その結果を公表した。
「腸温活プロジェクト」とは、医師・大学教授などがプロジェクトメンバーとなり、「腸温活」を取り入れるライフスタイルの推進を目的として立ち上げられた。
調査では、始めに基礎体温に関して尋ねたところ、全体の23.5%が「35.5~35.9℃」、8.8%が「35.0~35.4℃」、0.2%が「34.9℃以下」と回答。合計でおよそ3人に1人にあたる32.5%が「36℃未満」の低体温であることがわかった。
次に、36℃以上と36℃未満の低体温者の身体の不調を比較。低体温者は「寝つけない・眠りが浅い」(36℃以上:21.5%、36℃未満:30.3%)、「胃腸の不調」(36℃以上:10.2%、36℃未満:18.5%)、「むくみ」(36℃以上:35.2%、36℃未満:42.1%)、「太りやすい」(36℃以上:18.8%、36℃未満:29.2%)といった不調を日常的に感じていることがわかった。
さらに、「冷えやすさ」を聞いたところ、10.5%は「常に感じている」、28.0%は「大抵感じている」、44.0%は「たまに感じている」と答え、合計で8割以上の人が日常的に「冷え」を感じていることがわかった。
最後に、「体を温めるためにしていること」に関して尋ねたところ、第1位は「温かい飲み物をとる」(64.0%、)2位は温かい食事をとる(57.0%)となった。温かい飲み物・食べ物の内容は「具だくさんのみそ汁・スープ」がトップ(69.5%)となり、湯船につかる・重ね着をする・カイロや腹巻を使うを上回り、食を通じて内側から温めたいという方が多い結果となった。
これらの内容をふまえ、「腸温活プロジェクト」では、朝食に「具沢山スープ」を提案している。
<調査概要>
目的:働く女性の「低体温」および「朝の食事実態」を明らかにする
方法:インターネット調査(調査委託:マクロミル)
対象:20~49歳の有職女性600名
(https://www.atpress.ne.jp/releases/113499/img_113499_10.jpg)
試験期間:2016年9月17日~9月18日(2日間)
調査監修:川嶋 朗(東京有明医療大学保健医療学部 鍼灸学科 教授)
●腸温活プロジェクト URL: http://cho-onkatsu.jp/