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エスグラ『美塾 メイク技術と接客セミナー』開催

業界ニュース -

2016年7月11日(月)一般社団法人エステティックグランプリ 関東甲信越支部は、『2016年度 第1回勉強会&交流会』を開催した。

第1部では、口コミだけで5,000人に広まったメイク教室「美塾(びじゅく)」の、内田裕士 塾長を講師に迎え『自サロンに生かすことができる、あなたの魅力を生かしたメイク技術と接客セミナー』を。

第2部では、先日開催された第6回エスグラ グランプリファイナルにおいて、モデルプレゼンテーション部門でグランプリに輝いた、アンジェラックス 代表取締役 大杉みどり氏による『モニター調査の活用の仕方』と題した講義が行われた。

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第1部は、現在の日本女性の美意識を分析することからスタート。
始めに自分の外見・内面にそれぞれ点数を付け、その点数になったプラスの理由・マイナスの理由を書き込んだ。

同様のアンケートを大学生向けに行った所、外見の平均値はかなり低く。また、14才の女子中学生にメイクに関するアンケートを取った際、自分の外見に関して10%もの子供達が「整形をしたい」と記入していたという。

内田氏は「私は、この結果は非常にショックでした。子供達がこう思ってしまう世界を大人が作っている。美の仕事をしているエステティシャンの方が、魅力を生かした輝いているステキな大人が増やすことで、子供達が「生まれてきて良かった」・「数年後の自分が楽しみ」と思える世界に変えて行けるのではないかと思う」と、魅力を認め、生かす事の重要性について語った。

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次に、内田氏が美塾で提案している「魅力マトリックス」を紹介。これは、持って生まれた顔のタイプを凛・艶・清・萌の4タイプに分け、それぞれ魅力を生かしたメイク・ファッション・行動を提案するというもの。
会場では、今日初めて会った方に魅力である点と「あなたはこのタイプだと思う」と伝え合い、会場は笑顔と熱気に包まれた。

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このように、雑誌などで見かける短所をカバーするメイク方法から、長所を伸ばすメイク方法へと転換することで、精神的にも自分を認め、自他共に愛し・労わり・大切にする心が養われるという。
内田氏は、同じように、エステティックサロン・職場においてもスタッフをお客様を愛し、自分自身がパワースポットで居ることができれば、自然と高リピート率のサロン・過ごしやすい職場になるであろうと語った。

メイクアップということを通し、人の心の持ち方・他者への接し方について笑いを交えながら学んだ充実の2時間半となった。

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第2部では、アンジェラックス大杉氏が、エスグラにエントリーするまでのいきさつ、エントリー後のスタッフへの理解などを赤裸々に告白。また、ただエントリーして現状の点数を知るだけでは成長はない。低い点数の部分は、徹底的に分析・改善することで、スタッフと顧客満足度を高めることに繋がると「具体的な目標設定の重要性」に関してレクチャーされた。

また、本線出場を通し、ご両親や旦那様・義理の両親など、ハードワーク故に心配に思われマイナスに捉えたれた点においても施術を姿を見て「誇りに思う」と転換することも少なくない。スタッフを取り巻く環境すら好転させることがあるエスグラエントリーの意義について学ぶことができた。

勉強会は今後も定期的に開催予定、詳しい日程などはエスグラホームページもしくはフェイスブックにて要確認。

●お問い合わせ先
一般社団法人エステティックグランプリ 事務局
TEL:042-634-9003(平日10:00~18:00)
E-mail:info@esgra.jp
http://www.esgra.jp/