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コロナ禍での成長から『セルキュア』ブランドのさらなる発展へ

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ベレガ株式会社
代表取締役・奥村 優之

 

美容機器の開発・販売も手掛けつつ、現在は全国5店舗のサロンと国際エステティック連盟(INFAスクール)梅田校を運営。第2回エステティックグランプリでは自社サロンを顧客満足度第1位に導くなど、チームビルディング力に定評がある。ベレガに関わるすべての人がより自分らしく幸せになるという思いから、企業理念は「BE HAPPY」。

 

 

 

ブランドの浸透を通じてホームケアの意識改革を


2020年12月の「セルキュアブティック京都店」オープンを皮切りに、2021年は6月に東京支店の開設、東京店の移転・拡大、10月には姫路店をオープン。また、セルキュアシリーズの新製品『セルキュア4T++』、業務用の『セルキュア8PRO』の発売など、非常にトピックスの多い1年となりました。特に東京店の移転と東京支店の開設によって、関東圏のエステサロン様や取引先に、より充実したサポートを提供できる体制も整いました。ベレガという企業はまだまだ一般の方に知られる存在ではありませんが、京都に「セルキュアブティック」をオープンしてからは、「セルキュアはここで買えますか?」と聞かれることも多く、『セルキュア』というブランドが少しずつ一般市場にも浸透してきていると実感しています。

 

実際、コロナ禍による外出自粛が続き、新規のお客様獲得に苦労するサロン様が多いなか、弊社の契約サロン様からは「セルキュアを購入できますか?」といった問い合わせや来店があったという喜びの声が続出。さらに『セルキュア』目的で来店されたお客様が、その後『セルキュア8PRO』のコースを契約されたというケースも。そのような声をいただくたびに、自分たちの製品がサロン様の集客・売上アップに貢献できているのだとうれしくなります。

 

もともと弊社の直営サロンでは、お客様が望む結果へと導くために、「エステティック」と「ホームケア」、そして「学び」の3つが欠かせないと考えています。どんなに最適な施術をご提供していても、お客様がサロンにいらっしゃるのは月に1、2回程度しかありません。そのため、施術の効果を実感・継続させるには体や食事に関する正しい知識を身に付けると同時に、しっかりとしたホームケアの提案が大切になってきます。コロナ禍によって「ホームケア」への興味・関心が高まっている今こそ、『セルキュア』の導入を機に、ホームケアへの重要性がより理解されることを期待しています。

 

 

アジア、そして欧米へ。世界に向けて歩む王道


新型コロナウイルスの感染拡大状況にもよりますが、2022年は関東圏をはじめ、主要都市での研修会をさらに充実させていくつもりです。また、2021年に発売した『セルキュア4T++』をケアの核としながら、より満足度の高い結果を引き出す製品の発表も計画しています。そしてこれを機に、理美容業界への進出にも力を注いでいきます。5月のBWJ東京や10月のBWJ大阪に合わせて、新たなアイテムを準備しておりますのでぜひご期待ください。

 

また、コロナ禍も終息の兆しが見えてきたことで、少し止まっていた海外への進出にも本腰を入れていきます。その第一弾として、2021年10月には中国のECプラットフォームである「Tモール」に旗艦店をオープンし、本格的に販売をスタート。タイやベトナムからも大きな話をいただいていますので、その実現に向けさらに準備を進めていきたいと思っています。コロナ禍で海外への取り組みは止まってしまった部分もありましたが、そのおかげで準備にしっかりと時間をかけることができたのも事実。目先の利益を追求するのではなく、未来のある“王道”の取引を実現させて、『セルキュア』を世界ブランドに成長させるための足掛かりを着実に築いていくつもりです。そしていずれは欧米にも進し、「世界で一番支持される美顔器」の称号を手にするのが最終目標。それによって日本ブランドの価値を高めると同時に、海外で働きたいと考えているスタッフの夢の支援、独立を考えているエステティシャンの支援にもつなげていきたいですね。

 

 

 

経営者としての思考、お見せします!

コロナ禍によるさまざまな影響が続いた2021年、改めて「健康であることの大切さ」を実感し、自分の体と向き合う時間が増えたように思います。外食中心だった食事も自宅で摂ることが日常となり、さらにリモートワークや時短勤務などで自宅にいる時間も大幅に増加。その時間を有効活用し、健康な体をつくろうと、簡単な15分トレーニングと30分間の半身浴に取り組み始めました。2022年、還暦を迎えても健康な体を維持できるよう、より健康意識を高め、この習慣を継続していくつもりです。